東京花火大祭制作委員会(委員長:石嶋洋平)は、2018年8月11日(土・祝)お台場海浜公園にて、“東京花火大祭~EDOMODE~” を開催します。“東京花火大祭~EDOMODE~”は、江戸時代から伝わる顔見せの文化のように、日本トップクラスの花火師が一堂に会する花火大祭。また、東京を象徴する音楽、食、芸能、テクノロジー等のさまざまなコンテンツとフュージョンし、東京の新たな夏の一大イベントとして、世界に向けて発信します。
日本トップクラスの花火師が集結! “東京花火大祭〜EDOMODE〜”
“東京花火大祭~EDOMODE~”では、「ビーチ」「歌舞伎」「屋形船」「ルーフトップ」などの有料エリアをご用意。さまざまなアングルやシチュエーションから、お好きな鑑賞スタイルを選んでいただける、提案型の花火大会です。
「ビーチ」エリアでは、東京湾に面したテーブル席や、浴衣でも座れるペア席、ファミリーシートなどを用意。200度の視界いっぱいに広がる東京の輝く夜景とともに花火をお楽しみいただけます。
「歌舞伎」エリアには、日本を代表する歌舞伎俳優のひとりである市川海老蔵さんが登場し、花火をテーマにした新作舞踊を披露。花火と歌舞伎の贅沢なコラボレーションをご覧いただけます。
※歌舞伎をご覧いただけるのは、アクアシティ歌舞伎 天空舞台「花火と歌舞伎を楽しむ席」のチケットをご購入の方のみです。その他の席からはご覧になれませんのでご注意ください。
コンセプト
EDOMODE 江戸と東京モードのフュージョン
コンセプトは“EDOMODE(江戸モード)”。
世界に誇れる東京であり続けるため、東京湾での花火祭を通じ、伝統的な江戸文化と最先端の東京をフュージョンさせ、花火、芸術、芸能、音楽、技、食、テクノロジーといった多くの分野で、夏を彩るさまざまなコンテンツを発信していきます。
市川海老蔵さん出演! 歴史上初の“花火と歌舞伎の共演”
“東京花火大祭~EDOMODE~”のオープニングを飾るのは、歌舞伎俳優・市川海老蔵さん。アクアシティ屋上の特設舞台で、花火をテーマにした新作の舞踊を披露します。
※市川海老蔵さんの舞台をご覧いただけるのは、「アクアシティ 歌舞伎天空舞台 」のみです。
プロフィール
市川 海老蔵
Ebizo Ichikawa
1977年12月6日生まれ。十二世市川團十郎の長男。1983年歌舞伎座『源氏物語』の“春宮”で初お目見得。1985年歌舞伎座『外郎売』の“貴甘坊”を勤め七代目市川新之助を襲名。2004年歌舞伎座にて市川海老蔵を襲名。襲名以来、その活躍は目を見張るものがある。近年では、日本の伝統芸能の醍醐味と素晴らしさを現代の観客のみならず、次世代に伝えるべく、自ら企画した「古典への誘(いざな)い」「ABKAI」など、自主公演にも意欲的に取り組み、次々と新作を生み出している。また、活躍の場は国内に留まらず、二度に渡るシンガポール公演、2016年2月にUAE、3月には、ニューヨーク・カーネギーホールにおいて「GRAND JAPAN THEATER」公演を実施した。歌舞伎だけではなく、映像の世界では2014年映画「利休にたずねよ」で、第37回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞している。
市川海老蔵さんコメント
歌舞伎は江戸時代に育てられた文化のひとつで、花火も同じく江戸の大衆を魅了してきました。今回の東京花火大祭2018では、EDOMODEのコンセプトのもと東京湾の夜景と花火をバックに、花火をテーマにした新作の舞踊にチャレンジさせていただきます。歌舞伎の歴史的にも、この規模の花火とのコラボレーションは初の試みだと思います。
出演花火師紹介
“東京花火大祭~EDOMODE~”には、内閣総理大臣賞受賞クラスの日本を代表する花火師が集結します。東京の花火大会でこのような花火師が集うのは初の試みです。
〔 花火師紹介① 〕 株式会社紅屋青木煙火店
~日本で初めて八重芯の割物を打ちあげた老舗~
1905年の創業以来、高精度かつ革新的な花火の製造に取り組む。八重芯変化菊やヤシの木などオリジナルのさまざまな花火を開発し、「内閣総理大臣賞」を2度受賞するほか、全国各地の花火大会での優勝実績を持つ。
また初代青木儀作から3代にわたり、日本の花火業界の技術向上や国内・国外へ日本の花火を発信することを目的とする日本煙火芸術協会の会長に就任し、自社の発展のみならず、日本の「花火」という伝統文化財を育成することに 取り組んでいる。 近年は花火の演出面にも注力しており、特に音楽を使った演出は全国の花火大会において高い評価を得ている。
〔花火師紹介②〕 株式会社マルゴー
【担当花火師】斉木 智
~玉の輝きは最上級、今もっともノリにのっている業者~
2017年は伊勢神宮花火競技大会で優勝。過去にも大曲、土浦など多数の優勝経験あり。テレビ番組でも密着取材されるほど注目を受けている。
市川團十郎ゆかりの地でもある、歌舞伎の町「市川三郷」の花火業者。引田天功のステージ花火専属で、引田氏のステージイメージに合わせたオリジナル商品の開発やプロ野球オールスターゲームなども担当している。
日本三大花火のひとつ「長岡花火大会」は基本的に地元の業者が担当するが、株式会社マルゴーと野村花火工業株式会社は地元外の業者として毎年呼ばれている。劇場型花火とも言われる場面展開の上手さ、高く打ちあがる勝負玉の数々、宝石を散りばめたかのような独特の千輪、長く余韻を残す燃焼時間のコントロール打ち上げの絶妙なテンポが魅力。
◯市川三郷は市川團十郎宗家発祥の地。歌舞伎文化公園には歌舞伎に関する資料や歴代團十郎の紹介、市川家ゆかりの歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」の舞台が再現されている。
◯市川三郷町の前身である市川大門町は、かつて武田氏の軍事用狼煙(のろし)の生産地であった。
「市川の花火」は、江戸時代日本三大花火のひとつとされていた。