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「顔が好き」だけでは恋愛がうまくいかない理由

恋愛・結婚

今振り返れば「イタいな、自分!」と思うけれど、あの時は全力だった恋愛。そんな“イタい恋の思い出”は誰にでもあるものですよね。今では恋の達人である恋愛コラムニストに過去のイタい恋を振り返ってもらい、そこから得た教訓を紹介してもらう連載です。今回はものすごい愛さんのイタい恋。

イタい恋から得た教訓「誰かに大切されるためには、まずは自分を大切に」

今思えば、完全に愚かとしか言いようのない行動の数々。「顔が好き」というくだらない理由で、自分を消費されていることに気づかず、時間と労力とお金を費やし、挙句の果てには他人に迷惑をかけるだなんて。

もちろん見返りを求めていたら恋愛はうまくいきっこないのですが、だからといって、大事にしてもらえないことはわかりきっているのに、見て見ぬ振りをして一方的に盛り上がってしまう自己陶酔型の恋愛だってきっと幸せにはなれないでしょう。

だって、一度都合のいい女になってしまったら、永遠に都合のいい女を演じなければならず、そこから抜け出すことは容易ではないのですから。

別に、相手の顔が好きで猪突猛進したって思うのです。でも、「きゃー! かっこいいー!」という見た目の印象が入り口にしたのなら、その一面だけでなく、他の面を知ろうとする努力はしなければいけないんですよね。せめてNOと言える勇気と自分自身を大切にする姿勢が、当時のわたしには必要だったなぁと。

ただ、この「相手に自分を大切にしてもらえない恋愛」「自分で自分を大切にできていない恋愛」をしたことは、決して悪い経験ではなかったと思っています。恋愛をするうえで、誰かに大切にしてもらえるために、何より自分自身を大切にするようになったのですから。

(文・ものすごい愛、イラスト・菜々子)

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※この記事は2021年08月01日に公開されたものです

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