秋が旬のすだち。脇役のイメージが強く、冷蔵庫で余ってしまうことも。そんなすだちはすだちシロップにすることで、いつでもすだちの味を楽しみことができますよ♩長期保存可能なのも◎。すだちシロップの作り方と活用レシピをご紹介します。
管理栄養士 若子みな美
旬のすだちをシロップに♩
秋に旬を迎えるすだち。産直市場に行くと、5個100円くらいで安く売られています。炊き込みご飯や麺類に添えたり、焼いたさんまに添えたりと、和食の添え物として使われることが多いですよね。たまにしか使うことがなく、冷蔵庫の中で忘れられてしまうことも……。
そこで、すだちがたくさん手に入ったときや、すだちの味を思う存分楽しみたいときにおすすめの「すだちシロップ」をご紹介します!
料理の脇役イメージが強いすだちですが、シロップにしておくことで、さまざまなアレンジもできるんですよ♩甘いドリンクから、ドレッシングやソースなどのお食事系まで……万能調味料として役立っちゃうかも!?
脇役から主役級へ!すだちシロップ
すだちシロップは、すだち、氷砂糖、酢があれば作れます!清潔な密閉できる保存瓶に、この3つを入れておくだけです。すだちシロップにしておくことで、常温で長期保存できるのも嬉しいですね♩
シロップにすることで、すだちのさわやかな風味は残りつつ、酸味が和らぐので、酸っぱい味が得意でない方やお子様にもおすすめですよ。
すだちシロップの作り方
それでは、すだちシロップを早速作ってみましょう!すだちはノーワックスが必須ですよ。
材料
すだち……400g
氷砂糖……400g
酢……80ml
※すだち:氷砂糖=1:1と覚えておくと便利です!酢はすだちの10〜20%くらい入れるのがおすすめです。
作り方
1. すだちを洗い、ヘタを切って半分にカットする。
2. 保存瓶に、すだちと氷砂糖を交互に入れ、最後に酢を入れる。
3. しっかり蓋をして、3日くらいして氷砂糖が水分になってきたらOK!
1週間後
氷砂糖が溶けて、すだちシロップが完成しました!この状態で常温保存できます。シロップを取り出すときは、清潔なお玉やレードルを使用してくださいね。
おいしい活用方法3選
ジュース
グラスに、すだちシロップ、氷、炭酸水を入れたらできあがり!すだちシロップの酸味とさわやかな甘みが最高においしいドリンクに。レモンシロップより酸味や苦味が少ないので、酸っぱいのが得意でない方にもおすすめ♩また、肌寒い夜はお湯割りにして飲むのもアリです。体の中から温まりますよ。