毎日のデスクワークで肩こりが辛い・・・。そんな方に試してほしいのが、今回紹介する僧帽筋ストレッチ。僧帽筋は肩周りの筋肉で、ここを伸ばすことで肩こりを解消できます。僧帽筋ストレッチにのやり方を分かりやすく解説していきます。
辛い肩こりは、僧帽筋が原因!?
毎日デスクワークをしていたり、スマホを長時間見ていたりすると、筋肉が凝り固まり肩がこるものです。辛い肩こりにお悩みの女性は多いのでは?肩こりは、放っておくと顔のむくみや全身の倦怠感にも繋がってしまうので軽視してはいけません。
肩こりは、マッサージでほぐしてもらうと一時的に解消されますが、毎日マッサージに行く訳にもいきませんし、根本にはアプローチできていません。もっと手軽に、肩こりを予防・解消できる方法があるといいですよね。
そこでオススメしたいのが、「僧帽筋ストレッチ」です!肩こりは肩に無駄に力が入り、僧帽筋が常に緊張しているために起こります。そのため、肩こりを解消するには僧帽筋をほぐし、リラックスさせる必要があるのです。
今回は、肩こりに効く僧帽筋ストレッチのやり方をご紹介していきます。
僧帽筋は、後頭部から肩甲骨あたりまでの筋肉
まずは、僧帽筋が一体どこにあり、どのような役割を果たしているのかを紹介します。筋肉の位置や役割を知ることで、筋肉を使っているという意識が生まれ、ストレッチの効果も倍増しますよ。
僧帽筋は肩を揉んでもらっている時に気持ちいと感じる部分だ、ということを知っている方もいるかもしれません。確かにそうではありますが、その部分は僧帽筋の一部で、この部分の他にも僧帽筋はあるのです。
僧帽筋は意外と大きな筋肉で、上部、中部、下部線維の3つの部分に分かれ、後頭部から肩甲骨の下あたりまで広く存在してます。
・僧帽筋上部線維
後頭部のあたりから首の付け根のあたりにあります。首の横後ろ側についている筋肉というと分かりやすいでしょうか。この筋肉は肩甲骨や肩を持ち上げる働きがあります。
・僧帽筋中部線維
先程紹介した、肩を揉んでもらっている時に気持ちいと感じる、肩と首の間にある筋肉です。この筋肉は肩甲骨を後ろに寄せる働きがあります。
・僧帽筋下部線維
脊柱という背中の骨から肩へ向かって伸びている筋肉で、肩甲骨と背中の間あたりにある筋肉です。この筋肉は肩甲骨を後ろや下に下げる時に働きます。
肩こりに効く僧帽筋ストレッチ3選
ここからは僧帽筋を伸ばし、肩こりを解消してくれるストレッチを紹介していきます。
1、僧帽筋上部に効く!頭を抑えて伸ばす
まずは僧帽筋上部のストレッチです。首の横側や首の付け根が伸びているな、という感覚があれば正しく行えています。関節が痛んだ状態が続いたり無理な力を加えると首筋を痛めるので、適度な力加減で行いましょう。
① 頭を斜め前に傾けて下を向きます。
② 頭を右下に傾け、左側の僧帽筋を伸ばします。
③ 右手で頭を動かないように固定し、元通りの位置に頭を戻そうとする動きを行います。
背中を丸めず伸ばした状態で、左右30秒ずつを目安に行いましょう。真下を向いて両手で後頭部を抱え、頭を上げる動作を行うことで首の後ろ側の筋肉を伸ばすこともできます。
2、肩こり解消に威力を発揮!僧帽筋中部のストレッチ
次は僧帽筋中部を伸ばすストレッチ。肩がこっている時にこのストレッチを行うと一気に辛い肩こりから解放されるので、とてもオススメです!デスクでも簡単にできますよ。
①両手を頭の上に伸ばして手を組み、肘を曲げて後頭部に両手の手のひらが来るようにしましょう。
②手を組んだまま、腕を外側に引っ張るようにして伸ばしてみましょう。
肩から首あたりにかけての筋肉がグーっと引き伸ばされている感覚があり、気持ちよく感じると思います。肩の力を抜いて行うようにしましょう。