健康のため、スポーツのために必要な「筋肉」だけれど、ヨガにはどれほど大切なの? 読者から寄せられたヨガと筋肉にまつわる素朴な疑問を、ふたりの先生にぶつけてみました! 今回のテーマは、「トレーニングに関する素朴な疑問」。
ヨガジャーナル日本版編集部
Q1.以下の運動はヨガに役立ちますか?
・ウォーキング
・腕立て伏せ
・ランニング
・チューブトレーニング
・階段をよく使う
・バレエ
・スクワット
・バランスボール
・プランク
A.自重で行うトレーニングはどれもOK
すべてヨガのための筋肉づくりになります。なかでも呼吸とともに行うものがいいですね。ただし、筋肉を使った後はストレッチでほぐすことを忘れずに!
呼吸が大事!/photo by Shoko Matsuhashi
Q2.筋肉痛があってもヨガをしていいですか?休んだほうがいいですか?
A.多少の痛みであれば、むしろヨガをするべき
痛みがひどいときは休んだほうがいいけれど、多少の痛みであれば、むしろヨガはおすすめ。運動で血行を良くしたほうが早期回復になります。
マイルドなヨガが◎/photo by Shoko Matsuhashi
Q3.筋肉のつき方が左右で違います
A.左右でやりにくいほうは回数を多く行って
左右差を強く感じるときは、ヨガのポーズでやりにくいほうだけをやりましょう(または回数多く)。日常生活の癖も見直すといいでしょう。
POINT:ポーズを左右行って、片方だけバランスがとれないときは、左右差がある可能性が。
photo by Shoko Matsuhashi
photo by Shoko Matsuhashi
A.自重ではムキムキになりません
基本的に筋肉は、高い負荷をかけたトレーニングで育つもの。ヨガは自重負荷なので、いくらやってもムキムキにはなりません。
心配ご無用!/photo by Shoko Matsuhashi
Q4.「しなやかな筋肉」は、どうやったらつきますか?
A.筋肉を使ったら、ゆるめて終わろう
筋肉を使った後に、ゆるめてから運動を終えることが大事。使いっぱなしだと、せっかく筋肉がついても、しなやかさが失われます。
・トレーニング前のストレッチ
運動前は、筋肉を伸ばすストレッチより、反動をつけるストレッチで体をあたためよう。
photo by Shoko Matsuhashi