毎日なんとなくこなしている家事。しかし「1日の200分以上を家事に費やしている」という総務省のデータもあるくらい、じつはものすごく大変な作業なんですよね。そこで今回は、saita読者85人に「これで負担が減った」と実感した家事の時短アイテムや工夫を教えていただきました! 少しでも家事の負担を減らすため、ぜひチェックしてみてくださいね。
家事や育児に費やす時間は1日3時間以上!
家族が快適に過ごすための仕事である「家事」は、苦手であっても「誰かがやるしかないから」と重い腰を上げて行っている方もいるかと思います。
その一方、家族もそれが「当たり前」になってしまっているのか、家事をしていて感謝されることが少ないご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、令和4年に総務省統計局が発表したデータによると、日本の女性が1日あたりに家事や育児の無償労働にかける時間は3時間56分もあるのだそう。
また6歳未満の子どものいる家庭では、なんと倍以上の7時間47分も費やしているとのことでしたよ。
この結果からもわかる通り、毎日私たちが自然に行うような家事もじつはものすごく大変な作業なんです!
そこで今回は独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で、アラフォー女性85人に家事の負担を減らすために使っているアイテムについてお聞きしました。
何かと忙しい日々の中、世の中の女性たちは一体どのような工夫をしているのでしょうか?
参考:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果」
掃除での時短アイテム
まずは、掃除の際にみなさんが使っているアイテムをご紹介します。
『ロボット掃除機にしてから掃除の回数が減りました』
『お風呂掃除は「ルックプラス バスタブクレンジング」で、スプレーをかけて手洗いなしで済ませられる』
アンケートの結果によると、部屋の掃除には「ルンバ」などのロボット掃除機、お風呂掃除ではこすらないタイプのスプレー洗剤が人気のようでした。
この2つは筆者の友人でも使っている人は多く、みんな「これがあるとだいぶラク!」と言っていましたよ。
キッチンでの時短アイテム
次に、キッチンでの時短グッズをご紹介します。
こちらはお高めの家電からスーパーやドラッグストアでも購入できるようなお手頃なアイテムまで、幅広い回答がありました。
『手荒れが激しかったが、食洗機を導入したおかげで時短にもなって手荒れも落ち着いた』
『水筒を洗うのに、「キュキュットクリア泡スプレー」を使うようになって手間が減った』
『「ヘルシオホットクック」で火の前にいなくても焼く料理ができるようになった』
他にも、下ごしらえ不要で使える市販の冷凍野菜を使ったり、まな板の消毒作業を減らすためにまな板シートを使ったり、みなさんご自分のライフスタイルに合わせたアイテムを賢く使って時短につなげているようです!
洗濯物の時短アイテム
次は、洗濯物に関する時短アイテムをご紹介します。
『ハンディータイプのスチームアイロンは、ハンガーにかけたまま使えて時短になります。わざわざアイロンとアイロン台を出さなくてもよくなったので、とても便利』
『引っ張るだけで取り込めるピンチハンガーは時短になる』
家族が多いと洗濯物も多いですし、干した服を取り込んだりアイロンがけをしたりするのにも一苦労ですよね。
回答には他にも「ジェルボール型の洗濯洗剤を使う」「奮発して衣類乾燥機を買った」などの声もありました。