いつも同じポーズでアライメントが崩れやすかったり、キープが辛かったりするのは、カギを握る筋肉が不足しているからかもしれません。そこを効率よく鍛えるトレーニングで、あなたの「できない」を克服しませんか? お尻や体幹など、6つの部位ごとの鍛え方を、日本のみならずハワイでも支持される人気ヨガインストラクター、エドワーズ壽里先生に教えていただきました。
ヨガジャーナル日本版編集部
はじめに
「ヨガのポーズは、全身の筋肉を連動させてつくりますが、ポーズごとに主軸となる筋肉があります。そこが弱いと、いつまでも同じことでつまずきがちです」とエドワーズ壽里先生。
日常の動作のクセなどで、筋力は部位ごとに偏りやすいもの。苦手の克服に特化した筋トレで、ポーズ力を高めていきましょう。
1キーマッスル“体幹”を鍛える「ヨガ筋トレ」
プランクでお腹が落ちてしまったり、写真のようにナヴァーサナで背中が丸まり、下半身に力が入らない状態になっていませんか? 痛めやすい部位をケアしながら、安全に適切にポーズ力を高めましょう!
ナーヴァーサナのNG/Photo by Sayaka Ono
2“お腹と横尻の筋肉”を鍛える「ヨガ筋トレ」
ヨガスタジオで「木のポーズ」を取る時、バランスがとれなくてグラグラしてませんか? 鍵になるのは脚…ではなく、お腹と横尻の筋肉。つまり体幹です! 無心に鍛えるのでなく、効かせるポイントが解説されているのでわかりやすい♪
“お腹と横尻の筋肉”を鍛える「ヨガ筋トレ」/Photo by Sayaka Ono
3“腕の後ろの筋肉”を鍛える「ヨガ筋トレ」
キープし続けるのが意外ときつ~いチャトランガダンダーサナ。腕の後ろ側の筋力をつけることで、ポーズは楽に、腕は引き締まります。チャトランガダンダーサナが登場する太陽礼拝で、違いを確かめてみて!
“腕の後ろの筋肉”を鍛える「ヨガ筋トレ」/Photo by Sayaka Ono
4“背中の筋肉”を強化する「ヨガ筋トレ」
背筋といえば、逆転や後屈ポーズに必要不可欠な筋肉。日常生活で猫背になりがちな現代人は、背筋が衰えがち。鍛えることでポーズ力の向上だけでなく、ボディメイクにも一役買ってくれるはず♪
“背中の筋肉”を強化する「ヨガ筋トレ」/Photo by Sayaka Ono
5“太腿の筋力”を鍛える「ヨガ筋トレ」
ヨガスタジオでよく聞く「しっかり踏み込んで!」のインストラクション。この感覚が分からない人は、もしかしたら太腿の筋力不足かも!? このワークで、ヴィーラバッドラーサナⅡやウトゥカターサナの安定感を高めましょう。
“太腿の筋力”を鍛える「ヨガ筋トレ」/Photo by Sayaka Ono