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エアコンは使用前に「試運転」で確認を! 節電につながる上手なエアコンの使い方も解説

暑い日々を快適に過ごすために欠かせない「エアコン」。暑さが厳しくなり、いざスイッチを入れてみたところ「起動しない」「適温にならない」なんて経験はありませんか? 買い替えや修理でしばらくエアコンが使えないというリスクを軽減するためには、早めの試運転がおすすめです。

シーズンはじめにはエアコンの試運転を忘れずに

空調機メーカーのダイキンは、夏を迎える前にエアコン修理や買い替えができるよう、エアコンを本格的に使用する1ヶ月前までの試運転を推奨しています。気温が23度から25度の日が最適です。エアコンに不具合がないか確認する試運転の方法は、以下の通り。

1.冷房の設定温度を最低(16~18℃)に設定し、10分ほど運転
2.冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認

さらに念入りにチェックするのであれば、上記の後、さらに30分ほど冷房運転を行い、室内機から水漏れがないか、不快な音や聞き慣れない音がしないか確認しましょう。

今すぐできる! 節電につながる2つのポイント

夏の暑い時期はエアコンの使用が増えて、どうしても電気代が嵩みます。少しでも電気代を抑えるために、ダイキンは「2週間に1回のフィルター掃除」と「室外機周辺の環境整備」を推奨しています。
エアコンの室内機の中にあるフィルターには、空気中に漂うホコリを止める役割があります。フィルターにホコリが堆積したままエアコンを使用すると、室内機を通る空気の量が減るため、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、電力を余分に消費します。そのため、2週間に1回のフィルター掃除できれいな状態を保ちましょう。

また、室外機の吸込口や吹出口がふさがれていると、室内機が集めた室内の熱を効率的に放出できず、エアコンに負荷がかかります。エアコンの運転効率が下がるため消費電力が上がり、電気代も嵩みます。「室外機にカバーをかけない」「室外機の周辺に荷物を置かない」といった心がけにより、室外機周辺の空気の流れを確保しましょう。
室外機周辺が高温になった場合もエアコンの運転効率が下がりがちなため、日影が作れて風通しも良い「よしず」などを室外機から1メートルほど離れたところに立て掛けるなど、直射日光が当たらないようにする工夫も効果的です。

エアコンの使用機会が増える夏に向けて、今日からできる節電対策を始めてみてはいかがでしょうか。

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