今回は人気が高いくるりんぱハーフアップの中でも、簡単にできて、結婚式にもぴったりなヘアアレンジをご紹介します。ミディアムの長さを活かしたくるりんぱのハーフアップヘアアレンジは、女性らしさ満点ですよ!
執筆者:西岡 卓志
失敗知らず!フェイクくるりんぱで簡単ハーフアップアレンジ
へアレンジの定番くるりんぱ。でも、取る量が分からない、分け目で割れてしまう…など実は上手にできないとの声も多数! 今回はまず普通にハーフアップで結び、その毛束の両サイドの髪で小さなくるりんぱを作って重ねるテクニックをご紹介します。後れ毛のコントロールも簡単なので、小顔効果も抜群です。
hair&make 寺田 麻莉子(AFLOAT JAPAN)
<目次>
ベースのスタイル
長めバングが大人っぽい、鎖骨レングスのローレイヤー。顔周りはあご下からレイヤーが入っているので、簡単に後れ毛でニュアンスを出すことができます。
ローレイヤーのミディアム
おすすめのタイプ
顔型:all(丸 面長 逆三角形 ベース(えらハリ))
髪量:多い 多め 普通 少なめ
髪質:普通 柔らかい
クセ:all(あり なし)
フェイクくるりんぱハーフアップのやり方・方法
表面のブロックはしっかりめに巻く
1.全体に洗い流さないトリートメントミルクを塗布し、なめらかなベースを作っておきます。上下にブロッキング後、32ミリのカールアイロンで中間から毛先をスパイラル巻き。大人の女性らしい品を出すため、アンダーは巻き過ぎに注意しましょう。
いつものくるりんぱより少なめに分け取る
2.顔周りとのバランスを見ながらハチ上の髪を1つに結びます。毛束を少しずつ引き出して、柔らかさと高さを出します。この時、通常のくるりんぱのようにゴムを下にずらしておく必要はありません。
毛束は1センチほどが目安
3.手順2で作ったハーフアップの下の部分の毛束を両サイド一筋ずつ取り、ハーフアップの上で結びます。その後、分け目の中に毛束を通し土台のハーフアップの上でくるりんぱを作ります。
トップにボリュームも出しやすく、フェイクとは思えない仕上がり!
4.ハーフアップの上にミニくるりんぱが重なった状態です。通常のくるりんぱのようにゴムをずらしていないので、土台のベースが美しく仕上がっています。
残した後れ毛はアイロンでさらに巻く
5.顔周りの後れ毛の量を決め、それ以外の耳上の毛束を上下に分けてねじりながらロープ編みをしていきます。毛先はゴムで結びません。
ルーズなニュアンスをプラス
6.くるりんぱで結んだゴムを隠すように、両サイドのロープ編みを交差させバランスを見ながら適当な位置にアメピンで固定。毛先はロープ編みの下に隠すときれいに仕上がります。最後にロープ編みの毛束を崩すように少しずつ引き出して、こなれ感を演出します。
フェイクくるりんぱハーフアップを上手く仕上げるポイント
フェイクくるりんぱにロープ編みと、それぞれのテクニックは簡単ですが組み合わせることで華やかに。毛束を重ねるウエイトの位置を低くし過ぎると老けて見えるので、アゴと耳をつないだ延長線上に作ると、アラフォーの気になる輪郭もカバーしてくれます。
バックコンシャスなハーフアップ