編集部撮影
2019年4月14日まで、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区)で「クマのプーさん展」が開催中です。
『クマのプーさん』は1926年にイギリスで出版され、50以上の言語に翻訳、全世界で5000万部以上のシリーズ本が出版されています。
今回の展覧会は、世界最大規模でプーさんの原画を所蔵するイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)所蔵の原画が見られるということで、SNSでも注目を集めています。
開幕から約1か月経った3月5日、大好評の「クマのプーさん展」に記者も行ってみました。
プーさんの原点を辿る
入り口にも撮影スポットが(編集部撮影)
展覧会は全5章で構成されています。プーさんのはじまりから物語、著者のA.A.ミルンと挿絵を描いたE.H.シェパードの関係性、プーさんが本になり世界に広まるまでを、E.H.シェパードの鉛筆素描画を見ながら追うことができます。
原画の横にはキャプションが付いていますが、より展覧会を楽しみたい人は、音声ガイド(税込550円)をおすすめします。ナビゲーターを務める女優・葵わかなさんの解説、アニメ『くまのプーさん』のナレーター・青森伸さんのユーモラスな朗読、原画にマッチした音楽とともに、プーさんの世界を案内してくれます。
(編集部撮影)
プーさんと個性豊かな仲間たち(編集部撮影)
子どものころに読んだ記憶があるプーさんですが、こんなにも絵に注目したのは初めてです。いまにも動き出しそうなプーさんと仲間たち、その表情や仕草に見入ってしまいます。登場人物の少年「クリストファー・ロビン」はA.A.ミルンの息子がモデルとなっていますが、第1章ではプーさん誕生のきっかけなど詳細を知ることができます。
(画像はリリースより)
第2章の展示は撮影可能(接写禁止、編集部撮影)
(編集部撮影)
記者はプーさん通というわけではないのですが、見覚えのあるシーンがいくつか発見され、少しノスタルジックな気分になっていました。原画のほかにも、プーさんの世界に入り込んだかのような気分が味わえる立体的なセットが設置されており、見上げるとプーさんが浮いているなど、至る所に遊び心があります。
(編集部撮影)
流れる川にも注目です(編集部撮影)
天井からも大きな原画が!!(編集部撮影)
(編集部撮影)