学校からパソコンやタブレットを支給されたご家庭では、どのくらいの頻度で使っていますか。全然使っていない家庭もあれば、毎日使っている家庭もあるかもしれません。そもそも子ども一人一台パソコンやタブレットを使用できるようになったのは、文部科学省の「GIGAスクール構想」によるものですよね。新しい政策なので、子どもたちがどんなふうにタブレットを活用しているのかが気になる人もいるようです。
『小学校から支給されたタブレットを家庭で使っている? うちはまったく使っていません』
投稿者さんは学校から支給されたタブレットを家庭で使っておらず、少し不満に感じている投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちは、子どもたちのタブレット利用頻度についてどのように感じているのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
タブレットの存在すら忘れているママも!?
『学校では使っているんだろうけれど、家には1回しか持ち帰ったことないわ。存在すら忘れていた』
『まったく使ってない。長期休みに持って帰ってくるけれど、やりたい人はやっていいよというスタンスだからやらない』
『宿題するときぐらいしか使わないよね。他に使うときある?』
『小学校のタブレットは、宿題以外では使っていない』
こちらは「まったく使っていない」「宿題以外は使っていない」と回答をくれたママたちの声です。なかにはタブレットの存在すら忘れていたママもいました。
『上の子は6年になった途端に持ち帰りが増えた。中学校側からもっと使いこなしておくようにと要請があったみたい』
「高学年になると使用頻度が増える」といった声も寄せられました。もしかしたら学年によって、タブレットを使う頻度が変わるのかもしれませんね。
動画や音楽の視聴で使うのはNG?
『めっちゃ使っているよ、動画視聴用に』
『うちは使っている。音楽は聞けるし、プログラミングもしている』
『プログラミングしてゲームを作って遊んでいるよ』
なかには学習と関係のない動画や音楽の視聴で利用している家庭もありました。プログラミングでゲームづくりであればまだしも、動画や音楽の視聴はどうなのでしょうか。ほかのママからは、こんなコメントも寄せられました。
『隣の校区の子が大人のいかがわしいサイトを見た履歴がバレて、そのクラスだけ持ち帰り禁止になったみたい』
『先生が閲覧履歴を見られるようになっているから。動画やゲームなんてしたらすぐバレると思う』
『うちは宿題以外で使わせないようにしているよ。履歴が残るから、使いまくっていると学校にバレて叱られそう……』
文部科学省のサイトによると、児童生徒が端末を安全・安心に活用するために気を付けることとして「学習に関係のない目的では使わない(特に学校備品の端末の場合) 」が挙げられています。それを踏まえ、学校ごとにもルールがあるかもしれません。一度タブレットの使い方について、親子で確認してみてはいかがでしょうか。
タブレットをフル活用している
『毎日持って帰っている。学校からのお便りもタブレットで見て欲しいって言われているし、宿題もできない』
『タイピングの練習や頭を使うパズルのゲームで使っている。連絡帳がないからタブレットで明日の持ち物とか宿題を確認している』
『伝え忘れの追加連絡や欠席時のプリントの画面の送付や連絡事項、街探検の新聞作ったり、夏休みの自由研究とか、音読を録音して先生に送ったり、学校から勧められた動画を視聴したり、いろいろしている』
『小2。毎日持って行って持ち帰る。宿題もタブレットで出る。朝の健康チェックもタブレットから入力だった。今は運動会のためのダンス動画とか家で見て練習しているよ』
学校の連絡のやりとりや行事のアーカイブ、音読のチェックまで、タブレットをフル活用している学校もあるようですね。紙のやりとりがまだ主流の学校に通っていると、驚きの活用方法かもしれませんね。
ICTの環境設備は整ったといえ、タブレットの活用は学校によってまちまちのようです。もし有効活用できていない学校があれば、有効活用ができている学校を参考にしてほしいですね。子どもたちの未来のために、公正な学びを実現してほしいと思います。
参考:文部科学省ホームページ|学校設置者・学校・保護者等との間で確認・共有しておくことが望ましい主なポイント