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7割超のママが「お中元を贈らなかった」と回答。お中元の習慣は廃れていく?<ママのリアル調査>

ライフスタイル
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夏のお中元に冬のお歳暮と、日本には昔から季節によって「贈りもの」をする習慣がありますよね。近年、年賀状を送らない人が増えたように、お中元やお歳暮の文化も廃れつつあるのでしょうか。今回ママスタセレクトでは「今年の夏、お中元を贈りましたか」というアンケートを実施しました。「仕事関係の人に贈った」「親族・友人知人・お世話になった人に贈った」「両方に贈った」「誰にも贈らなかった」の4つの選択肢を設定したところ、2,000人近いママたちから回答が寄せられました。

7割以上のママが「誰にも贈らなかった」と回答

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「誰にも贈らなかった」と回答したママの数は1,460人、全体の74.4%にのぼりました。そこにはこんな理由があるようです。

『とくに贈る相手がいません』
『相手がいないし、面倒だから』

贈るような相手がいない、手間がかかって面倒と考える人が多くいるようでした。

『お中元を贈っても好みに合わなかったらムダになるから』

こんな現実的な声もあります。相手の好みを把握できるような親しい間柄であれば良いですが、義理で贈る相手となれば、好みを知ることも一苦労のようです。好みを知ってから贈るものを選ぶとなると、面倒に感じる人がいても不思議ではありませんよね。

なかには「両親や親戚と相談してやめることにした」という人も。お互いにお中元の習慣が負担だと感じるようであれば、「贈らない」という解決策も賢明に思えます。

「贈った」と回答した人は2割強

多数のママたちが「贈らなかった」と答えた一方で、少数ながら「贈った」というママたちもいました。ではママたちは、どんな相手にお中元を贈ったのでしょうか。

親戚や友人・お世話になった人へ

贈った相手に「親族・友人知人・お世話になった人」を選んだのは359人、全体の18.3%にあたります。

『いつもたくさん助けてくれている実母に大好きなビールを』
『毎年実家に何が欲しいかを聞いて、今1番必要なものをお中元にしてる。醤油、洗濯用洗剤、油など……』
『兄夫婦が両親と同居してくれているので、感謝の気持ちも込めて』

自分の両親や義理の両親、きょうだいなど身近な人に日頃の感謝をこめて贈るママたち。相手の好きなものや必要なものを贈ることができるのは、贈る側としても嬉しいものではないでしょうか。

なかにはこんな計算(?)をしているママもいます。

『両実家に自分たちが食べたいものを持っていきます! あとでもらうこと前提』

受け取る側も、おすそ分けする前提なのでしょう。心を許している間柄だからこそできる楽しみともいえそうです。

『子どもの習いごとの先生にお米の食べ比べセットを渡してる。毎年とても喜ばれてる』

筆者も息子のピアノの先生には、毎年夏と冬にご挨拶の品を贈っています。わが家のようにお稽古ごとの先生に、お年賀やお中元、お歳暮を贈る習慣はまだまだ残っているのではないでしょうか。

「仕事関係の人」「両方」と答えたママはごくわずか

97人、4.9%のママは「仕事関係の人」に贈ったと答えました。

『個人事業主なので仕事関係ばかりに』
『ほかの人と被らないように、定番のものは避けて贈っている』

お付き合いで贈っている人もいるようですが、”面倒だけれど仕方なく”といった様子は感じられません。むしろ「いつも美味しいと言ってもらえて嬉しい」と喜ぶ声も届きます。

「知人と仕事関係の両方」に贈っている人は47人、2.4%いました。

『旦那の上司と仲良くしていただいている同僚の方、3軒に。毎年気持ち程度のものを』
『結婚式のときに仲人をして下さったご夫婦に。ご家族が多いのでアイスにしている』

現代は仲人さんをたてずに結婚式を挙げる人もいるだけに、こうした風習は少なくなってきているかもしれませんね。

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