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夕食どきを見ればわかる。「電気代を少なく抑えている家庭」4つの特徴

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。最近の値上げにより、電気代が気になる人も多いですよね。もしかしたら、夕飯どきの電気の使い方を見直すと、電気代を少なくできるかもしれません。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、電気代を少なく抑えている家庭の「夕飯どきの過ごし方」についてご紹介します。

「電気代を少なく抑えている家庭」の夕飯どきの過ごし方とは

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最近は、電気代の値上げも続いていることから、「電気代が高いことが気になる」という人も多いのではないでしょうか。そのような中でも「電気代を少なく抑えている家庭」はどのような工夫をしているのでしょう。

今回は、電気代を少なく抑えている家庭が、1日のなかでも「夕飯どき」をどのように過ごしているかに注目して紹介します。

(1)電化製品を多用しない

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夕飯どきに、電気代がかかりやすい家庭の特徴としては、まず「電化製品を多用する」ことが挙げられます。

例えば、エアコンの効いたリビングで家族がテレビを見ている最中に、横のキッチンで電子レンジで調理をしながら、炊飯器でお米を炊き、お風呂場では別の家族がドライヤーをかける……。

このようなご家庭では、一度に使う電力量が多くなりやすいため、ブレーカーが落ちないようにそもそもの契約アンペアを上げがちです。また、アンペアが高いことで、ブレーカーが落ちないため、他の時間帯でも同時にいくつもの電化製品を稼働させても気にしないことにもつながります。

契約内容によっては、契約アンペアが高いことが直ちに電気代の上昇につながらない場合もありますが、ご自身の契約内容がアンペアによって料金が変わる仕組みになっているのであれば、契約アンペアを気にしていないことは、そのまま電気代の上昇につながります。

一方、電気代を少なく抑えている家庭では、真っ先に契約アンペアの確認をしていることが多いので、いくつもの家電を同時に稼働させるということは、意識して避ける傾向があります。

電気代が気になるのであれば、夕飯どきにいくつもの家電を同時に稼働させすぎていないか、確認してみてくださいね。

(2)家族で一度に夕飯を済ませる

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電気代が高くなりがちな家庭では、家族が一度に夕飯を済ませられていない傾向があります。

そのため、家族それぞれが夕飯の時間になるたびに電子レンジでおかずを何度も温め直したり、冷蔵庫にいれていた食材を出したりしまったり、リビングのエアコンをつけたり消したりということになりやすく、その結果、電気代が上昇してしまうことにつながってしまうのです。

もちろん、それぞれの帰宅時間が違うなど、一度に夕飯を済ませられない事情があるというご家庭も多いことでしょうから、家族そろって夕飯を済ませないことが悪いということではありません。

ただ、一日のうちで電子レンジなどの家電製品を使用する回数が増えれば増えるほど、電気代は高くなりがちですから、夕飯を一度に済ませていないことが電気代の上昇を招いている可能性があるとまずは認識しておくとよいでしょう。

家族それぞれの事情を考慮しつつ、無理なく一度に済ませられるものは一度にするだけでも、節電につながるはずですよ。

(3)あちこちの電気をつけっぱなしにしない

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節電に対する意識の高いご家庭では、使う家電と使わない家電のメリハリがしっかりしており、長期間使わない家電は、コンセントを抜いておくなどの対策が、日頃からとれているというご家庭が多いものです。

一方、電気代がいつも高いご家庭では、各部屋の電気がつけっぱなしになっている時間が長く、長期間使わない家電のコンセントもつけっぱなしという家庭が多く見られます。そのようなご家庭では、夕飯どきの家族がリビングに集まっている時間帯でも、消した方が節電になる家電を各部屋でつけっぱなしにしている傾向があります。

もちろん、なかには抜きたくても抜けないコンセントもあるでしょうし、多少抜き差ししてもほとんど節電にならないといった理由からつけっぱなしにしている家電もあるでしょう。しかし、ちりも積もれば山となるという言葉もあるように、少しずつのつけっぱなしが各部屋ごとに積み重なることで、電気代の上昇につながっているケースも見られます。

つけっぱなしにしないことが節電になる家電はこまめに消すなど、気をつけると節電につながる可能性があります。「どうせ大した節電にならない」と高をくくらず、家電の取扱説明書などを確認して、節電の効果があるかを確かめた上で、夕飯どきには消すなどメリハリをつけると、節電につながりますよ。

(4)電気代についての会話がある

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電気代が平均よりも少ない家庭では、日頃から家族で電気代について話し合う習慣がある傾向があります。もちろん、夕飯どきに「毎日電気代についての会話をしている」という意味ではありません。ごくたまにであっても、充分です。

なぜなら、折りに触れて日頃の電気の使い方や、節電方法について少しの会話でもあるご家庭と、電気代については全く会話のない家庭では、家族全員の節電のための意識が異なることが多いのです。

もし、電気代が高いことが気になるなら、節電のためにどんなことができるか、一度家族でゆっくり話してみるというのもおすすめです。家族の負担になりすぎない範囲でできることがあれば、協力しあうとより効果的に電気代を減らすことができるはずですよ。

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