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扉を開けたくなるカード vol.8 「tororonoさん」

インテリア

作品にそっと添えられていることも多い、クリエイターの名刺やショップカード。イベントやお店に出かけて持ち帰ったり、手渡しでいただいたり…と、普段からたくさんのカードを受け取る編集部スタッフが、心に残った1枚をご紹介します。その人に会いたくなるような、作品を覗きたくなるような、お店に足を運びたくなるような…そんな、次の扉を開けたくなるカードがいっぱいです。

角のアールと明るいイエローが目を惹く素敵なショップカードと出会いました。よく見ると、雄大な森の景色を空の上から眺めているよう。作品同様、オリジナルのイラストを使って表現される、あたたかさとやさしい風合いが魅力です。作り手のtororonoさんにお話をうかがいました。

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tororono

気軽に使える「ちょっと可愛いもの」をテーマに、スマホケースやウォールステッカー、紙ものを制作されている作家さん。

https://minne.com/@tororono

コラボ企画のタイミングで

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よく見ると小動物が跳ねていたり、特にこれからの季節にぴったりのデザインだなと感じました。このカードは、いつごろから使用されているんですか?

tororonoさん: 昨年末ごろから使いはじめました。「minne×ディズニーファン」の企画でコラボ作品を制作することになり、せっかくなので新調することにしたんです。

手づくりの曲線

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「森」のように見えますが、普段から自然のものを描かれることが多いですよね。

tororonoさん: そうですね。自分の好きなものや、めぐる季節、大切に描いたかたち、ひろがる色彩、そういったものをカードでも表現したいと思い、このデザインを完成させました。作品とおなじように手描きのイラストを使って制作しています。

まあるい「角」もとても素敵です。

tororonoさん: ありがとうございます。実は、ぬくもりややわらかさを表現したくて、角の丸みは、ひとつずつ手作業でつけているんです。わたしは対面でのコミュニケーションが、あまり得意な方ではないのですが、こういった工夫ですこしでも伝わる思いがあればいいなと考えています。

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シンプルな裏面もいいですね。QRコードがよく目立っています。

tororonoさん: もしも「気になる」と感じてくださった方には、必ずもう一度作品を見てほしいという思いで、ショップページのコードを大きく入れています。このカードがきっかけとなって「再会」が生まれればうれしいですね。

口に出したくなる名前

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名刺交換をされるときなど、なにか言われることはありますか?

tororonoさん: 多くの方はロゴを見て、「と、ろ、ろ、の…」といった具合に、口に出して読もうとしてくださるんです。「トロロノと読みます」とお答えする、その一連のやりとりがささやかなたのしみだったりします。「かわいい」と言っていただけるとやっぱりうれしくて、どんどん配るようになりましたね。

ユニークなお名前が、コミュニケーションに一役買っているんですね。

いくつもの出会いのきっかけに

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どんな季節にも恋しくなる春の庭のような、あたたかさを持つtororonoさんの作品たち。その魅力が、1枚のカードにしっかりと集約されています。

これからも、たくさんの「出会い」や「再会」を生み出してくれそうですね。

最後に、tororonoさんのものづくりを覗いてみましょう。
おすすめの2作品を選んでいただきました。

<スマホケース>ミッキーミニー・トライアングル

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キュートなイラストと落ち着いた色味の相性が良く、大人の方にもおすすめのケースです。「『minne×ディズニーファン』の企画参加時、いちばん最初に完成した思い出深い作品です。」とのこと。

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