今、「クワイエットラグジュアリー」が大注目!
昨シーズンに引き続き、2024春夏もトレンドを牽引するクワイエットラグジュアリー。今回はその意味と、おすすめのブランドをご紹介します。
世界的に注目を集めているクワイエットラグジュアリーは、日本や海外で幅広いブランドが取り入れている最旬スタイル。
洗練されたクラス感のあるラインナップが揃っているので、今シーズンコーデを格上げしたい人はぜひ取り入れてください!
そもそも、クワイエットラグジュアリーとは?
クワイエットラグジュアリーの定義
クワイエットラグジュアリーとは、「静かな」「大人しい」という意味のラグジュアリースタイルのこと。ブランドのロゴや装飾を最小限に抑えた、シンプルで洗練されたラインナップが特徴です。
ロゴやブランド名を控えめにすることで無駄のないデザインを実現しつつ、素材やシルエットの美しさでしっかりとリッチ感を漂わせるのがポイント。カラーも黒やグレーといったシックでクラス感のある色味が人気です。
主張の少ないデザインやカラーを採用しているため、富裕層らしい余裕を感じられると海外セレブを中心に注目を集めています。
クワイエットラグジュアリーがなぜ今トレンドなの?
これまでの数年、華やかなロゴやデザインが魅力のY2Kスタイルが注目を集めていました。その中で景気低迷といったパンデミックを背景に、誇示しすぎないクワイエットラグジュアリーが台頭。
良いものを長く愛用するという考え方が、近年のサステナブルブームと相まって、世界的に注目されるようになったと言えるでしょう。
【2024年最新】今、日本国内で人気のクワイエットラグジュアリーブランド6選
国内外問わず人気を集めるクワイエットラグジュアリーですが、ここでは日本国内で注目されているブランドをご紹介します。
①ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)
黒を基調としたラインナップを展開するYohji Yamamotoは、クワイエットラグジュアリーにぴったりのブランド。上質な素材と緩やかなオーバーサイズシルエットが特徴で、抜群の存在感を放ちます。
黒がタブーとされていた80年代のファッション業界に衝撃を与えたYohji Yamamotoは、モード系ファッションの代表として芸能人や著名人からも人気のブランドです。
Yohji Yamamotoらしいリラクシーなシルエットのシャツワンピース。ドレープ感のある上質な素材が、シンプルでいてラグジュアリーな雰囲気を放ちます。
CELLULOSE TYPEWRITER OVERSIZED POCKET BAG SHIRT
Yohji Yamamoto
¥ 79,200
②エンフォルド(ENFOLD)
ラテン語で「抱きしめる」「くるむ」という意味があるENFOLDは、ボディラインを拾わないストレスフリーに着られるアイテムを揃えたブランド。
上質な素材感へのこだわりを大切にしており、クワイエットラグジュアリーブランドとして人気を集めています。
あえてゆったりとしたシルエットで隠すことで、日本ならではの奥ゆかしさや上品さを表現していて、幅広い世代の女性から人気です。
羽織るだけでクラシカルムードが漂うグレーのジャケット。パネルラインを使用した立体的なシルエットが、ENFOLDらしいリラックス感のある着こなしを叶えます。