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GW目前。7連休前にやっておくべきお金のこと

7連休の大型ゴールデン・ウィークが間もなくやってきます。レジャーなど遊びに関しては抜かりなく計画を立てていても、お財布のチェック、家計の管理が計画できていないと、大変なことになります。7連休を前にお金に関しても万全な準備をしておきましょう。

金融機関の窓口業務はストップ。ATM利用も注意を

2021年4月30日(金)に有給休暇が取れれば、カレンダーどおりなら4月29日(木)から5月5日(水)までの7連休が始まります。仕事で7連休もできない! という人であっても、お金に関しては、事前に準備しておく必要があります。

基本的に金融機関は、5月1日(土)~5月5日(水)の連休中、窓口業務はお休みになります。一部、休日営業店舗や住宅ローン専門店舗では、GW期間中でも、数日営業するところもあるようですが、現金の引き出し、入金、振込については、注意が必要です。

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2021年のGWで気を付けたいお金の注意点
インターネットバンキングなどネット取引については、システム管理時間などを除き、常時利用できますが、5月1日(土)~5月5日(水)までのATM取引は、祝・休日扱いになり、取引にかかる手数料は祝・休日のものが適用されます。振込に関しては、4月30日(金)の取り扱いも、即時対応の金融機関であれば問題ありませんが、当日15時以降の振込は、翌営業日の扱いとする金融機関だと、振込は5月6日(木)になり、タイムラグが生じます。支払いに間に合わないケースも考えられるので、十分注意してください。

多くの企業では、給料など月末払いの場合、前倒しで4月28日(水)に入金する対応をとるケースもあるでしょう。金融機関の引き落としなどは、月末月初指定の場合、連休明けの5月6日(水)とするところが多いため、通常の取引であれば、残高不足で引き落としができない事態は回避されるでしょうが、万一、入金が5月6日(木)になると、入金と引き落としのタイミングによっては、資金ショートする可能性もありますので、口座残高については、GW前に確認しておくようにしましょう。特に、住宅ローンの支払いなど、多額の支払いがある家庭は要注意です。

また、クレジットカードの口座引き落としにも注意が必要です。多くのクレジット会社では、祝・土日が引き落とし指定日の場合、翌営業日に振り替えられます。連休中に引き落とし日がある場合は、やはり5月6日(木)に引き落としになります。

ざまざまな決済を口座引き落としにしている人は、連休明けに一斉に引き落としされる場合がありますので、事前に口座残高の確認をしておくようにしましょう。

キャッシュレスに頼りすぎない。まだまだ現金が必要になることも

連休中に現金を引き出す際に、ATM手数料がかかるなら、キャッシュレスで乗り切る、ということも十分可能ですが、注意が必要なのは、現金のみのお店も、まだまだ数多くあるということ。

コロナ禍によって外出を控えるという人も多いでしょう。それでも近くでのレジャーやキャンプなどを計画している人もいるでしょう。日常の行動とは異なり、日頃はキャッシュレスで決済できていたことができない場面もあることは想定して、現金も用意しておくようにしましょう。

とかく都市部で生活していると、コンビニATMはどこにでもあるし、キャッシュレス決済も普通のことになりつつあります。でも、郊外ではコンビニまで遠い、お店でATMが使えない、そういうこともあるのです。レジャーの計画とともに、現金チェックも忘れないようにしましょう。連休前はATMなども混み合いますので、余裕を持って準備しておくことが大切です。

また、各種電子決済アプリでは、残高に登録銀行口座からチャージすればその場ですぐに使えるようになりますが、銀行Pay(銀行口座から即時引き落としをする口座直結タイプの決済アプリ)の場合、連休中、使えない日・時間帯がある決済アプリもありますので、自分の決済アプリは大丈夫か確認しておくこともオススメします。

連休明けには家計のチェックも忘れずに

こうした大型連休のために貯蓄をしていた、という家庭なら、その予算内で連休を楽しむことができるでしょう。しかし、多くの家庭では、普通預金口座からの出費になるのではないでしょうか。

6月になればボーナスの支給がありますので、もしも赤字になっていても、ボーナスで補てんするから大丈夫、と思っていませんか? こうした家計管理が続くと、お金は一向に貯まりません。これを機に、ボーナス頼みの家計管理から脱するようにしましょう。

家計管理がうまくいかないのは、月々の支出の変動が大きくなることです。10連休はほとんど家で過ごす、となれば、水道光熱費、食費は、いつもより多くなります。そのこと自体が悪いわけではありません。変動要因をきちんと把握するようにしましょう。

旅行やレジャーで支出が膨らむのも当たり前のことです。こうした費用は、毎月の家計に落とし込むのではなく、特別支出として管理するのがいいでしょう。出ていくお金は一緒ですが、日々の家計とは別、という意識を持つことは大事で、次の夏休み、冬休みなどに向けて、必要なお金は別口座で貯めるようにするなど、貯蓄の工夫が生まれるでしょう。

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