洗濯機を「ドラム式」にするメリットは？節水＆時短に効く選び方［人気メーカー5選］

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

家事の中でも時間がかかり、天候に左右され、面倒だと感じる人が多い洗濯は、ドラム式洗濯機を活用してラクに、楽しく済ませませんか？

今回は、ドラム式洗濯機の購入前に押さえておきたい「ドラム式」のメリットやデメリットと選び方、おすすめ商品を紹介します。

従来の洗濯機よりもサイズが大きく、値段も高い「ドラム式洗濯機」ですが、一体なぜ人気があるのか、不思議に思ったことはありませんか？

実は、ドラム式洗濯機は、従来の縦型洗濯機と"洗濯の方法"が大きく違っているんです。

縦型の場合は、円柱の洗濯槽に水を溜め、水の遠心力と衣類同士を擦り合わせることによって洗浄します。

一方、入り口が斜めになったドラム式では、洗濯槽が斜めまたは横の状態で回転するので、衣類が上に行っては落下するという動きをします。

この下に落ちる動きで衣類を「たたき洗い」して洗浄するのが、ドラム式洗濯機の大きな特徴です。

たたき洗いによって得られるドラム式洗濯機の最大のメリットは、少ない水で衣類を優しく綺麗に洗えることです。

たたき洗いの場合、全ての衣類を水に浸ける必要がなく、縦型より少ない水で洗浄できます。

そのため水に浸けることや、衣類同士を擦り合わせることで生じる繊維の痛みが起きづらいので、縦型よりも衣類に優しいというわけです。

前述の通り、ドラム式洗濯機は縦型に比べると使う水量が約1/2で済むため、水道代を節約できます。

ドラム式洗濯機は、乾燥機能が充実しています。同じ乾燥機能付きの縦型に比べると乾燥時間が短く、電気代の節約になります。

さらに、縦型ドラムの乾燥機能は『ヒーター式』と言って、衣類をドライヤーのような熱で乾かしていますが、ドラム式の乾燥機は『ヒートポンプ式』と言い、エアコンの除湿のような状態で衣類を乾かすので、乾燥機能においても衣類を傷めずに済むのです。

スタイリッシュなデザインが多いのもドラム式洗濯機の特徴。

インテリアの雰囲気を大切にしている人にとっては、ドラム式洗濯機のシンプルなデザインやカラーリングは魅力的なのではないでしょうか？

ドラム式洗濯機のデメリットは、大きくて重いことです。

一般的に、賃貸住宅には約60cm四方の『防水パン』という洗濯機を置く台が設置されています。

大体のドラム式洗濯機もこの防水パンの上に収まるようにできているのですが、デザインによっては前に出っ張るようなフォルムをしていて設置できない場合があります。

扉が前開きということもあり、洗面所の構造によってはドラム式洗濯機を諦めなければならない場合があります。また洗濯機を置くスペースを確保しても、玄関を通らない、階段を通らないなどの理由で、購入を諦めるケースも。

最近のドラム式洗濯機の中には、小型サイズのものもあります。今までサイズの問題でドラム式洗濯機の購入を諦めていた人は、ぜひ小型サイズのドラム式洗濯機をチェックしてみましょう。