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バスタオルが臭い!正しい洗い方で臭くなる原因を対処しよう

風呂上がりは身体も頭も洗ってサッパリ。手に取ったバスタオルから雑巾臭……だなんて想像するだけでもイヤですよね。いったいどうしたらバスタオルを快適に維持できるのでしょう? 今回は多くの家の悩み「バスタオル問題」を解決させる秘訣を詳しくご説明します。

バスタオルが臭い理由

風呂上がり。身体も頭も洗ってサッパリ、さて手に取ったバスタオルを身体に巻き付けるや否や雑巾臭……なんて。想像するだけでも、「イヤー!」ですよね。

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どうして、臭くなるバスタオル!?

でも、あまたある洗濯物の中で、この「バスタオル」ってとりわけ臭くなりやすいんです。どうしてでしょう?

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洗いたてのバスタオルに顔を埋め……「クサッ」とか、言いたくないですよね……

「でも、洗ったばっかりの身体を拭くものなわけだから汚れが原因じゃないよね?」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。

衛生微生物研究センター(※)によれば、使用直後のバスタオルには、使用者の身体由来の細菌が、1枚あたり「数十~数百個」付いています。確かに、この数自体はそう多いわけではありません。

しかしこのバスタオルを、洗濯せず3日使い続けると、細菌数は「数万~数億個」にも激増してしまいます。

この激増した細菌により、雑巾臭さの不快さのみならず、皮膚炎や体臭の発生が、懸念されるようになります。

細菌は一般的に、増殖するのに水分と栄養を必要とします。バスタオルは入浴後、身体や髪の毛の水分を拭くのが役割ですから、使用するごとに必ず水分が付きます。栄養(汚れ。汗や垢など)の方も、使用した「パンツ」や「靴下」などとは度合いが違うものの、全く付着しないわけではありません。

なまじ、汚れていないと高をくくってしまうがゆえに、使用後、速やかに乾かさなくては、という意識が行き渡らず、中途半端に水分が残り、ニオイが発生しがちなのです。

バスタオルのイヤなニオイを防ぐ使い方

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バスタオル、使ったらすぐ乾かす! のが鉄則

つまるところ、使用後も洗濯後も、「なるべく早く乾かすこと」がバスタオルの健全さを維持する上では必須です。

また、バスタオルで身体を拭く前には身体や髪の毛をしっかり洗うことも、細菌の付着数を減らす意味では大切です。

バスタオルを使う前に、湯上りタオルなどで身体や髪の毛の水分をなるべく拭き取っておくのも「バスタオルを臭くしない」上で有効です。これは、やたら周囲を濡らさないといった意味で公衆浴場などでのマナー的にも良いですね。

とはいえ「もう、すでに少し変なニオイになってしまっている」という場合、どうしたらニオイを消すことができるのでしょう? そもそも、消せるのでしょうか?

バスタオルの生地に、黒い点々のような汚れ?が付いていて、カビっぽい雑巾臭さがあるという場合。残念ですがすでに黒カビがバスタオルに生えてしまっている状態です。そのバスタオルは潔く雑巾などに転用し、次のバスタオルの使い方や洗濯を頑張りましょう。

バスタオルの生地に黄色やピンク系の変な汚れが付いていて、やや雑巾臭いといった場合には、酵母が繁殖している「前カビ状態」と考えられます。まだ洗濯によって脱臭リベンジが叶うかもしれませんので、念のため試してみてください。

バスタオルのイヤな臭いを落とす/臭わない洗い方

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特に厚手のバスタオル、風呂の残り湯では洗わない方が無難です

1.液体洗剤ではなく、「粉末洗剤(合成洗剤)」を使って普通に洗濯する
液体洗剤全盛の昨今ですが、試しに洗濯の際、粉末洗剤を使用してみましょう。場合によってはそれだけで、ニオイが落ちてしまうことがあります。

2.「粉末洗剤(合成洗剤)」+「粉末漂白剤(酸素系漂白剤)」を使って普通に洗濯する

酸素系漂白剤

でもやっぱり洗剤だけではスッキリしないという場合、そこに粉末の漂白剤(酸素系漂白剤。主成分は過炭酸ナトリウム)を足して、洗濯してみましょう。同じ「酸素系漂白剤」でも液体タイプ(主成分は過酸化水素)より粉末タイプの方が効きが良いようです。

酸素系漂白剤。主成分は過炭酸ナトリウム

3.洗濯前に希釈した「塩化ベンザルコニウム」溶液に漬け置く

塩化ベンザルコニウム

適切に希釈した「塩化ベンザルコニウム」溶液に、臭うバスタオルを半日ほど漬け置いてから普通に洗濯します。このとき柔軟剤の代わりに、ごく少量の「塩化ベンザルコニウム」を投入するとより効果的です。

塩化ベンザルコニウム
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