毎日のようにメイクをしたり、体調やストレス、季節の変化によってお肌のコンディションが左右されることもありますよね。そんな肌トラブルを防ぐのに大事にして欲しいのがホームケアです。今回は、エステティシャンである筆者が実際におこなっているホームケアについてご紹介したいと思います。
エステティシャンが欠かさないホームケアとは?
エステは美肌作りに効果的ですが、それと同じくらい大事にして欲しいのが日々のホームケアです。エステでしっかりと保湿してぷるぷるの肌に仕上げても、数週間後には再びツヤのない疲れた肌で現れる方はとても多いんです。放っておくと、さまざまな肌トラブルの原因になってしまうので要注意。
ホームケアの違いが、数年後の肌の質の違いを生み出します。
そこで今回は、エステティシャンである筆者自身が欠かさないホームケアをご紹介していきます。簡単なことなので、ぜひ習慣にしてみてください。
1、基本のクレンジング・洗顔を丁寧に行う
メイクの汚れを落とすのにはクレンジングが必須です。クレンジングは少し多めの量を手に取り、メイクの汚れを浮かせるようにクルクルと優しくなじませ、ぬるま湯で洗い流しましょう。
洗顔はあまりしないという方も増えていますが、個人的には朝起きてメイクをする前やクレンジングの後も洗顔は必須だと思っています。寝ている間も皮脂の分泌があり、ほこりなどが肌に付着していることがあるからです。クレンジングで落ちきれなかったメイク汚れも洗顔で洗い落としましょう。
洗顔はしっかりと泡立てて、肌表面で泡を転がすように洗うことがポイントです。
2、保湿は忙しくても入念に
・乾燥する前に化粧水をオン!
洗顔後タオルで肌表面の水分を拭き取ったあと、乾燥しない間に化粧水をお肌になじませます。まず、手のひらに500円玉ほどの化粧水を取り、お顔全体に優しく広げてなじませます。コットンを2枚重ねにして化粧水を含ませ、優しくお肌をおさえるようにプッシングしましょう。
コットンをきれいな面に裏返し、もう少し化粧水を足してさらに目元や小鼻、テカりやすいTゾーンなどを念入りにプッシングしましょう。
・美容液もしくはシートマスクで潤い補給
化粧水をたっぷりとお肌になじませたあとは乾燥が気になる場合は保湿タイプ、ニキビ跡やシミ予防には美白タイプなどお肌の目的に合わせた美容液もしくはシートマスクをお肌になじませましょう。
化粧水よりも濃度の高い美容成分なので、必ず化粧水の後になじませることがポイントです。
・乳液・クリームで蓋をする
化粧水・美容液とお肌に水分を与えたあとは、水分を逃さないように乳液・クリームでフタをしましょう。手のひらに乳液をとり、お肌に密着させながら手のひらの温度で浸透させましょう。クリームも同じように手に取り、乾燥しやすい目元や口元は指で優しく重ねるようになじませて、全体に浸透させましょう。
・お風呂上がりはボディミストとクリーム保湿
冬だけに限らず、年間を通してボディミストとクリーム保湿は必須。お顔と同じように体も乾燥させないように保湿しましょう。
3、フェイシャルマッサージは毎日欠かさず行う
フェイシャルマッサージも毎日行いましょう。顔のリンパを流してあげることで、不要な水分や老廃物の排出を促します。むくみが解消され、フェイスラインもすっきり。血行が良くなり、メイクノリもよくなりますよ。
乳液・クリームを塗りながらゆっくりと首やフェイスラインのリンパを流し、口元や頬、目の周りやおでこと下から上にかけてゆっくりとマッサージするのもポイントです。
4、スペシャルケアを定期的に♡
・週に一度のスペシャルケア:クレイパック
クレンジング・洗顔をおこなっていても古い角質が溜まったり、毛穴に汚れが溜まっていることもあるため、クレンジング・洗顔の後に週に一度のペースでクレイパックをおこないます。
クレイは泥でできており、ミネラルも豊富。毛穴に詰まっている汚れを吸着し、古い角質を優しくオフしてくれるので肌表面の凹凸感が均一になり、肌のターンオーバーも整いやすくなったり、スキンケアの浸透力も高まります。
・月に二度のスペシャルケア:フェイシャルエステ
ホーム美顔器をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、機械の種類によっては週に一度取り入れている方やサロンやクリニックで施術をしてもらう方もいるのではないでしょうか?
クレンジング・洗顔をしてクレイパックで角質を取り除いたあと、リフトアップ美顔器や導入美顔器で肌のメンテナンスをおこない、マッサージやパックとフェイシャルエステをおこないます。
定期的に肌のメンテナンスをおこなっておくことで顔のリフトアップや日頃のスキンケアでは届かない奥の部分までケアすることが出来ます。