ボーナスの支給がない人にとって、ボーナスという言葉そのものをストレスに感じたり、不安を抱いたりすることがあるようです。そのような場合には、お金についてどのように考えておくとよいのでしょうか。
ボーナスシーズンになると、ボーナスがない人の中には、不安を抱く人は少なくないようです。とはいえ、どんなに不安を抱いても状況は変わりません。安心を得るためには、どのような考え方が必要になるのでしょうか?
ボーナスなしの人も多くなっている!?
以前は正社員で働きボーナスをもらうことが一般的だったのですが、今や働き方は多様化しています。ボーナスなしの形態で働いている人、正社員であっても年俸制などでボーナスを支給していない会社も多くなってきています。また今年は、コロナの影響でボーナスがない方も多いのではないでしょうか。
最近は、夏と冬にボーナスセールと銘打ってビジネスをしているお店も、少なくなってきています。
しかしながら、「ボーナスがあったら……」と思うのは、当たり前のことかもしれませんね。でも、必要以上に不安を感じることはありません。
ボーナスがもらえないと利用できないものは、住宅ローンのボーナス払いくらいです。その他の買い物であれば、自分で準備しておかなくてはなりませんが、ボーナス払いは利用できます。要は、支払いに計画性さえ持ち合わせていればOKなのです。
お金は年間の計画を立てて使う
大小を問わず1年の間には、いろいろなイベントがあります。あらかじめ想定できる長期休みなら必要な費用はいくらか、どのように過ごすのかを考えて、毎月少しずつ貯めておくようにしましょう。備えがあれば、心配は少し減りますよね?
年収ベースで支出を振り分けをするのがポイント
ボーナスシーズンには、魅力的な商品も多く発売されますので、「何か買いたくなる」というのなら、積立をして自分でボーナスを作っておくのもおすすめです。ただし、必ずしもボーナスシーズンが安いわけではありませんので、商品の良し悪しを見分けられるよう、自分の目を養うことも必要です。
ボーナスシーズンは付き合い方も要注意!
めったに会わない友だちなら会いたいかもしれませんが、何故この時期に会わなければならないのか?を考えてみてください。
普段お付き合いをしているのなら、金銭的に厳しければ日程をずらしてもらう、自分の都合だけを優先して連絡をしてくるような相手なら、思い切って断るのもアリなのではないでしょうか? まずは自分の生活を最優先にすることが大切なのです。
ボーナスがもらえるからといって、必ずしも高収入というわけではありませんし、ボーナスはただの言葉に過ぎません。大切なことは、年間を通して得られるお金を把握することです。ボーナスの有無や毎月の収入に関係なく、年収ベースで収入を考えてお金を使う、貯めるように振り分けることが必要です。
そして何よりも大切なことは、ボーナスがないということばかりにとらわれないことです。後ろ向きに考えてばかりいると、本来得られる運やツキも落ちてしまいます。ボーナスがもらえても、もらえなくても、自分で働いて得たお金をどのように使うのかに注目するべきなのです。
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