好きな気持ちだけで結婚を押し切ると後悔することもあるようです。詳しく話を聞いてみました。
神崎なつめ
好きな彼とは生涯ずっと一緒にいたいものですよね。今の彼氏といつかは結婚したいと思っている女性も多いでしょう。
しかし、好きな気持ちだけで結婚を押し切ると、後悔してしまうことも多いようです。fumumu取材班は、離婚してしまった女性に反省を聞いてみました。
①金銭的な問題が付きまとう
「彼の収入がまだ安定していなかったため、結婚に消極的だったのに、早く結婚したい気持ちが募ってしまい、ちょっと押し気味でお願いして結婚してしまいました。でも生活していると、何かと大きな支払いがやってくるんですよね。常に金銭的な問題が付きまとい、夫婦喧嘩に発展することが多かったです。
すごく仲がいいパートナーだったはずなのに、結局お金の問題でギクシャクしてしまいました。お金がないと、人の余裕もなくなってしまいますね」(20代・女性)
②生活リズムが違いすぎ
「あまりに生活リズムが違いすぎて、共に生活することが難しくなって離婚してしまいました。というのも、彼が夜勤だったんですよね。夜中に彼が出ていく音で起こされるし、私が帰ってきてすぐに寝てしまうし、一緒に生活する意味がありませんでした。
夜も、ちょっと物音を立てると、『朝が早いから寝かせろ!』と怒られるからストレスに…。付き合っていた頃は、彼のお休みでデートを楽しんでいたけれど、結婚すると彼も『頑張ろう』っていう気にならないみたいで、1日中寝ているので、それにもイライラしてしまいましたね」(20代・男性)
③教育方針の違い
「子育ての方針で揉めて、離婚してしまいました。私は子どもを小さい頃から習い事に入れて、しっかり勉強させて、いいところに入れて就職に困らないようにしてあげたかったんです。でも、元旦那は伸び伸びと育って欲しいというのが教育方針だったみたいで…。
塾の予定があるのに、息子を遊びに誘ってしまったりして、しょっちゅう喧嘩になっていました。自分の大切な子どもだからこそ、本気でぶつかり合ってしまうんですよね。結婚する前から、理想でもいいので、教育方針は話し合っておくべきだと思います」(30代・女性)
④素直に送り出せない
「彼が仕事に行くときに、素直に見送りができなかったんですよ。常に、浮気しないかどうか不安でいっぱいでした。だから、何時に帰ってくるかとか、誰とどこであっているかとか、とにかく聞いていましたね。
結局、不安が原因で私から離れてしまったので、結婚は安心できる人としたほうがいいと思います」(20代・女性)
⑤彼の親と合わない
「彼の親とは致命的に合いませんでしたね。私は正月くらい彼とゆっくりしたいのに『男の家に来ないなんてどうなの』と言い出したり、『全く嫁としてできてないわね』と怒られたり…。一般常識というより、彼の親に価値観を押し付けられて、疲れてしまいました。
挙句に、彼の親に彼抜きで呼び出されて、いびられることも多かったですね。あまりにストレスが溜まりすぎて、この人をいずれ介護して行くのは無理だ…と思いましたよ」(30代・女性)
恋愛と違って、結婚は共に生活していく相手です。本当に一緒に生きていくことができるか考えていくことも重要そうですね。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ)