［15室以下の旅館］落ち着きのあるプライベートで心も体も休める旅館

近年、観光形態が大きく変わりつつある中で多くの人は自分だけの旅行をしたいと願うものです。できるならば、大切な人とプライベートな空間でゆっくりと楽しみたいものですよね。

旅館も人の目を気にせず心行くまで心も体も落ち着ける場所があるといいな…そんな願いをかなえてくれる客室が15室以下の旅館を厳選してご紹介します。

神奈川・箱根にある「オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭」は周りの大自然を眺めながら天然かけ流しの温泉を楽しむことができる、展望露天風呂が全12室の客室すべてについています。客室によって展望露天風呂の形は異なり、どれも部屋の位置や展望できる景色に合わせた作りになっています。

また、ルームサービスではディナー前、ワインと楽しむバスタイムのサービス。温泉とワインに酔いしれ、とろとろになった心と体に心地よい湯の香りが染み渡ります。

「オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭」でのディナーは、眺望の良いダイニングかお部屋でいただくことができます。箱根の穏やかで落ち着きのある大自然を見渡しながら、元帝国ホテルのシェフが振るうフレンチのフルコースは贅沢な記憶として一生の思い出になることでしょう。

「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」の客室はなんと全部で8室。ゲスト一人ひとりに、手厚くサービスできるようにと考えられた部屋数になっており、究極のプライベート空間といっても過言ではないでしょう。そんな客室は各部屋広々とした和×洋のモダンなつくり。各部屋に露天風呂がついており、眼前の綺麗な自然と庭園を楽しむことができます。

家具にも多くの配慮がなされており、手入れの行き届いた庭園とマッチするモダンシックな建築に癒されること間違いなし。

料理長自ら生産者と顔を合わせて選定した、群馬こだわりの食材を生かし日本料理に落とし込んだ料理は舌鼓を打つこと間違いなし。また、「諧暢楼」の食事は、専用の茶寮でいただくことができます。完全個室なのでプライベートな空間でゆっくりと大切な人と食事を楽しんでみましょう。

古民家の再生をコンセプトとした独特な和モダン空間が特徴の客室は、すべて離れとなっており各客室には源泉かけ流しの温泉がついています。和洋・新旧が絶妙なバランスで構成された客室は古民家を移築し、再生したつくりになっています。

一度泊まると、ほかの部屋にも泊まってみたくなる。そんな魅力がこの全12室には詰まっています。

「山荘無量塔」の夕食と朝食は、本館の食事処「茶寮 柴扉洞（さいひどう）」でも取ることができる。ここには高い梁天井と自在鉤と囲炉裏、角せいろなどが備えられていて、ノスタルジックな空間が料理を盛り立ててくれます。

夕食は洗練された山里料理。月替わりのメニューで季節の味を新鮮な状態で楽しめるメニューとなっています。丁寧で繊細な味わいを心ゆくまで堪能してみては？

また、併設されている古民家カフェでも、劇場用スピーカーから流れるクラシックやジャズで明治の和洋折衷の雰囲気を楽しみながら、おいしいスイーツを味わうことができます。