お弁当作りに使う調理道具を「卵焼き器」だけにして、家事の効率をアップさせてみませんか?上手に作るポイントや、作る際の「4つのステップ」をご紹介!実際に筆者が作った5日間のお弁当を参考に、トライしてみてくださいね♪
akiyon
「卵焼き器」だけでお弁当作り
お弁当のおかずといえば、卵焼き。彩りもよく、それぞれの家庭の味わいを楽しめるところがいいですよね。その卵焼きを作る道具として欠かせないのが、「卵焼き器」です。
今回ご紹介するのは、加熱するお弁当おかずをすベて「卵焼き器」のみで作るという方法。洗う調理道具の数も減らせて、朝の家事の効率もアップできるんです。
失敗しないためのコツや、実際の調理例をご紹介しましょう。
失敗しないための2つのポイント
卵焼き器だけでいろいろなおかずを作るには、ちょっとしたコツがいります。失敗しないために以下の2点だけ気をつけてみましょう。
1. 薄めの味つけのものから作る
調理したあとに、卵焼き器を洗わずにつぎの調理ができるよう、“薄い味つけ” のものから作り始めます。卵焼きやソーセージなどが、初めに作る料理として向いています。醤油やソースなどの調味料を加える “濃い味つけ” のおかずは一番最後に作りましょう。
2. 作るおかずは3品程度にする
卵焼き器で作るおかずは、3品程度に抑えておきましょう。そうすると調理器具が1種類でも無理なく作れて、時間も短縮できますよ。
加熱しないおかずでサポート
和えものや漬物などの「加熱しないおかず」や作り置きおかずを加えて、お弁当を完成させます。調理器具や品数を抑えたお弁当は効率よく作れるうえに、見た目もごちゃつかず洗練された印象になっておすすめです♪
ざっくり4ステップ
それでは、実際に筆者が作ったある日のお弁当を例に、卵焼き器だけで調理する4ステップをみていきます。
この日のメニューは、卵焼き器で作った「卵焼きとソーセージをのせたおにぎり」と「ごぼうハンバーグ」で、そのほかに作り置きの「キャロットラぺ」と「小松菜胡麻和え」、朝作った「きゅうりと紫玉ねぎのマリネ」を添えました。
ステップ1:だし巻き卵を作ります
まず初めに、おにぎりに使うだし巻き卵を作ります。作ったあとは卵焼き器を洗わずに、そのままつぎの調理を始めます。
ステップ2:ソーセージを焼きます
同じくおにぎりに使うソーセージを焼きます。焼いたあとに焦げつきなどが気になるようなら、キッチンペーパーで拭き取っておきましょう。
ステップ3:ハンバーグを焼きます
最後に、ごぼうハンバーグを焼き始めます。中まで火が通るのに時間がかかりそうなおかずは、小さめに成形しておくとよいでしょう。
卵焼き器にはフタがついていないことが多いので、アルミホイルで代用します。途中ハンバーグをひっくり返しながら、中まで十分火を通しましょう。
ハンバーグにソースとケチャップなどの調味料で絡めたらできあがり!ここまでが「卵焼き器」を使った加熱調理です。