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今年の「天皇誕生日」はいつ?連休の当たり年?「体育の日」がなくなる?2020年の祝日、まとめてみました

ライフスタイル

2020年は祝日当たり年……? 3連休が5回、4連休が2回、5連休が1回と盛り沢山の1年間。令和はじめての天皇誕生日を含め、改めて一覧にまとめてみました。

令和最初の天皇誕生日は、2020年2月23日です。

時事通信
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これまで「建国記念の日」(2月11日)だけだった2月には、新たに祝日が加わることになります。

2019年は5月に改元があったため、平成の間「天皇誕生日」だった12月23日は平日に。

1948年の祝日法の施行以来、初めてカレンダーのうえでは天皇誕生日がない年になりました。

また、オリンピック、パラリンピックが開かれる2020年には、いくつかの祝日に変化も。

時事通信
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まず、「体育の日」の名前は「スポーツの日」となります。

これまでは1964年の東京五輪の開催日に合わせた10月にありましたが、今年に限り、オリンピック開会式が開かれる7月24日(木曜)が「スポーツの日」になるので注意が必要です。

また、あわせて海の日(7月の第3月曜日)は開会式前日の7月23日(水曜)に、山の日(8月11日)は閉会式翌日の8月10日(月曜)に今年に限りうつされます。

今年は連休がいっぱい?

時事通信
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東京・大田区の城南島海浜公園で初日の出を見る人たち(東京都大田区)

1月には成人の日(1月13日月曜日)は例年通り3連休です。

さらに2月の天皇誕生日(23日)は日曜日なので、24日月曜日が振替休日となり、ここも3連休に。3月にも春分の日(20日金曜日)のおかげで3連休が。

5月のゴールデンウィークは、2日土曜日から、憲法記念日(3日日曜日)の振替休日(6日水曜日)までの5連休となります。昨年の10連休ほどではないにせよ、大型ですね。

また、7月はオリンピックに合わせ、開会式前日に海の日(23日木曜日)、開会式当日にはスポーツの日(24日金曜日)が移されたため、4連休に。8月の閉会式翌日の10日月曜日には山の日が同様に移されたため、ここも3連休です。

9月のシルバーウィークは敬老の日(21日月曜日)、秋分の日(22日火曜日)が並び、4連休。さらに、11月には勤労感謝の日(23日月曜日)による3連休が。

3連休が5回、4連休が2回、5連休が1回。うち2回の連休はオリンピックにも関わります。カレンダー通りのお休みがある人は、いろいろな予定を立てられそうですね。

6月、10月、12月は祝日なし

AFP=時事
AFP=時事

例年通り、6月に祝日はありません。また、10月の「体育の日」は「スポーツの日」に変わり、2020年に限り7月に移されているので祝日はなくなってしまいます。

さらに、12月にも祝日はありません。「二重権威」などを懸念する声もあることから「平成の日」は作られる予定はなく、12月23日は平日です。

1948年の制定時は計9日だった祝日は、「海の日」(1995年)や「山の日」(2016年)などが次々と「祝日入り」したことで、計16日にまで拡大しています。

データブック国際労働比較(労働政策研究・研修機構、2018年)によると、これはイギリスの8日、ドイツの7日、フランスの8日、イタリアの10日など、先進国の中でも多い数。

働き方が多様化している現在において、こうした「祝日過多社会」を問題視する声もあります。働き方と休み方は表裏一体。うまく休みを活用できる1年にしていきたいですね。

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