漫画好き編集Ｅ美がおすすめ いろんな＂恋＂の漫画５選

こんにちは。３年目の編集Ｅ美です。今回は、私がおすすめする漫画を紹介したいと思います！ というのも私、大の漫画好き。部屋は何百冊の漫画が溢れていて、引っ越しのたびに絶望的な気持ちになりますが、それでも大好きなのが漫画です。今回は【いろいろな恋にまつわる】20代女子におすすめの漫画を紹介したいと思います。

好きな人がいるだけで日常がきらめく、ピュアな恋。

村田真優・著／集英社　13巻・以下続刊
１冊目は『りぼん』で連載中の王道少女漫画。地味で友達もおらず、周りからは「石」と呼ばれている中学生の石森羽花。ある日、金髪の男の子・三浦界くんに出会い、彼に惹かれた羽花は、同じ高校に入り、物語が始まります。羽花のどこまでもまっすぐな恋心と、勇気を出して自分の殻を破っていく姿がとても素敵です。そしてなんといっても、三浦くんがかっこいい……！ 25歳の私にこんなキラキラ青春ストーリー楽しめるかしら…と思って読んだら1巻でもう三浦くんに落ちていました。普段クールな三浦君がデレるときには、ニヤニヤが止まりません♡♡ 王道の胸キュンストーリーが好きな人には、ぜひ読んでほしい作品です。

リアルとロマンス、狭間で揺れる大人の恋。

新田章・著／講談社　全７巻
次に紹介するのは、大人の恋愛模様をリアルに描いた漫画。一見流行りのドロドロ系？ と思いますが、そうではありません。この世界のどこかにいる、一人の女性の恋愛と人生を見ているような、リアルさがえぐいんです。主人公はワコ・31歳。同棲している彼氏と、このまま結婚するのかなと思っていたある日、高校生のイコくんと出会ったことで人生は大きく変わっていきます。小さな不満に目をつむりながら送る、彼氏ふうくんとの生活、心が移ろいそうになるワコの心情…など、恋愛感情の表現がとにかくリアル！ 軽くホラーです(笑)。ワコの気持ちに共感するもしないもあなた次第。今の恋愛にモヤモヤしている人、ちょっとゾクッとしたい人におすすめです。ただ、恋愛に刺激を求めている人には危険なので気を付けてください！！

大切に思うほど奪ってしまう、生者と死者の恋。

椎名うみ・著／講談社　６巻・以下続刊
まずタイトルで「何だ？」と思いますよね。私も、何だ？と思って１巻を読んだら、どんどん作品の世界観にハマってしまいました。心優しい女の子・優里ちゃんは初めて彼氏になった青野くんが大好き。しかし、付き合ってすぐ、青野くんは交通事故で亡くなってしまうんです。そして、優里ちゃんの前に幽霊となって現れた青野くん。死んでもなお、青野くんのことが好きで愛おしくて大切にしたいと思っています。ですが、青野くんを助けたいと思うほど、二人は、そして周囲は恐ろしい事態へと巻き込まれてしまいます。すごくいいなと思うのは、優里ちゃんの青野くんを「好き」と思う気持ちのまっすぐさ。ただ、もう、心霊描写がめちゃくちゃ怖い！ この不気味さとピュアさが同居しているところが、今まで見たことのない、魅力だと思います。ホラーが苦手な方は明るいうちに読むことをおすすめします…。

＂80年代＂が繋いだ、みずみずしい恋。

加納梨衣・著／小学館　全７巻
中森明菜、おニャン子クラブ、ポケベル……。90年代生まれの私やノンノ世代の方は、聞いたことあるな、ぐらいの人が多いと思います。こんな80年代カルチャーが繋ぐ恋のお話。クラスではイケてるグループに所属している男の子・大滝君と、地味な女の子・薬師丸ちゃんはひょんなことからお互いの秘密を知り、距離を縮めていくようになります。こっちまで赤面してしまうような、二人のピュアさとドキドキシチュエーションが最高。80年代カルチャーを知らなくても、作品のどこか懐かしい雰囲気に心癒されて、楽しめると思います。作中に出てくる懐メロを聴きながら読むと、楽しさ倍増ですよ♡

迷い、傷つけあって、分かり合う。青春のすべてがつまった恋。

KAITO・著／集英社　全８巻
高校３年生、同じクラスになった太一、トーマ、双葉を中心にした、恋と友情の青春物語です。心に刺さるのは、キャラクター達の会話劇。みんなそれぞれ悩みや葛藤を抱えていて、時に熱くぶつかり合うシーンがあるんですが、その熱量が漫画とは思えないんです。本当に彼らが生きているようで、つい力が入ってしまう。言いたい事を言えなかったり、人と分かり合えなかったりした経験がある人は、ぐっとくるものがあると思います。この物語は完結しましたが、彼らの今までを見守ってきてよかったな、と思えるラストでした。

気になる作品はありましたでしょうか？ 家での時間もまだ多いと思います。これを機に、自分の心にグッとくる恋愛漫画を見つけてみてください。ではまた！

▼この記事を書いたのは...

入社３年目。主にファッションを担当。漫画とイケメンが好き。最近は変なガチャガチャを集めるのにハマっています。

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