レジ袋の有料義務化が始まり1カ月ほど。エコバッグもいくつか試してみましたが、結局は、レジ袋デザインが最も使いやすいという結論になりました。日本中の小売店で採用されていたのは、この形が優秀だから。レジ袋の起源を調べつつ、おすすめエコバッグを紹介します。
日本中を席巻したレジ袋のデザイン、 その起源は?
ウィキペディアでのリサーチで恐縮ですが、レジ袋の原型が登場したのは1960年代。広島県大竹市の袋メーカー「中川製袋化工」が、当時流行したストッキングの伝線防止のため、梨狩り園から、梨を入れるための竹かごに代わるものを相談され、ポリ袋を開発したのがルーツのようです。丈夫で水ぬれにも強いことを受け、その後スーパーマーケットやコンビニなど多くの小売店が利用するようになりました。
日本中でこのデザインを採用していたことを考えると、この形の優秀さが証明されているようなものですが、改めてその良さを考えてみると
・ものの出し入れのしやすさ
・手で持ったり肘にかけたり、自転車のハンドルにかけたりと、いろいろな持ち方を許容する少し広めの持ち手
・たくさん入れても重心が低く安定する形状
・お弁当などを入れても水平を維持しやすいマチの大きさ
デザイン的なことでいうとこんなところではないでしょうか? 斜め掛けできるものやトートバッグ型などいくつかのデザインを試しましたが、入れにくい、出しにくい、多く詰めると手が痛いなどなど、どれも一長一短で、結局レジ袋デザインがいちばん使いやすかったです!
今使っているのはこれ。
たためばコンパクトだけど収納力も上々。
持ち手が広く手が痛くなりにくい点も◎
モッテル クルリト デイリーバッグ サイズ:約H36㎝×W28㎝×マチ(上部)19㎝、持ち手部38㎝ 素材:ポリエステル
レジ袋と同じ形なので、お惣菜やお弁当などもすっぽりと入るのはやっぱり便利。小さくゴムバンドでまとめるとバッグに入れておいても邪魔にならないコンパクトさだけど、上部のマチが約19㎝と見た目以上にしっかり入ります。
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個人的に気に入っているのは、持ち手の生地が幅広なこと。少し多めの買い物でも手が痛くなりにくいんです。ちょっと光沢感のある柔らかい素材も心地よい手触り。5色展開なので、好みの色が選べます。最初は、これと一緒にコンビニサイズのレジ袋型エコバッグも使っていましたが、小さいと使う場面が限られるというか、少ない買い物だとそのままバッグに入れることも多いので、それほど必要ないということで持ち歩かなくなりました。
使いやすいレジ袋型エコバッグを
さらにチェック!
◆優しい色味とさり気ない
ロゴでフェミニンな印象
シンプルロゴエコバッグ サイズ:約H50×W35㎝ 素材:ホワイトはキャンパス生地、生成り、ピンク、黒は綿、ポリエステル
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さり気ないロゴが、レジ袋型にお洒落感を加えるエコバッグ。生成りやピンクは淡い色味で、フェミニンな印象を与えてくれます。こちらも持ち手部分の布が広いので、重くなったときにも安心。マチもしっかりあり、持ち手部分の長さもしっかりとられているので使い勝手は問題なさそうですね。
◆フロントポケットに財布やスマホが
入れられる便利なタイプ
オックスフォード布トートバッグ サイズ:約H62×W38.5×D15.5㎝ 素材:ナイロン
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アウトドア用品によく使われる、引き裂きに強いリップストップナイロン素材。レジ袋型エコバッグには珍しくフロントポケットがあり、財布やスマホを入れることができるようなので、最初からこのバッグだけで買い物に出掛けても平気。色も赤、グレー、緑、黒、オレンジ、ローズレッド、レイクブルー、ナツメ赤、ネイビーと豊富な点も魅力。丈夫かつ水に強いので、買い物以外にキャンプやビーチでの荷物用に使うのもおすすめです。
◆ちょっと大きめのサイズ感と印象的な
柄がお洒落なエコバッグ
サイズ:約W32×H40㎝(持ち手除く) 素材:ポリエステル