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洗濯ハカセのアドバイス「夏の部屋干し」で失敗しがちな3つの理由

今や年中部屋干しという家庭も珍しくはありません。夏は気温が高いので、部屋干しするのに問題はなさそうに思えますが、油断すると雑菌が増えて生乾き臭発生なんてことにもなりかねないと、洗濯ハカセの神崎健輔さん。夏の部屋干しの落とし穴がどこにあるのか教えてもらいました。

ライフスタイル

共働き世帯が増え日中に洗濯ができないという人はもとより、不安定な天候や外気の汚れ付着が気になるなどの理由から部屋干しが基本という家庭も増えてきました。みなさん、いろいろ工夫をしていると思いますが、

これ、何がいけないか分かりますか?

・部屋を締め切り洗濯物に扇風機やサーキュレーターの風を当てる
・腰高ぐらいのラックに間隔をあけて干している
・浴室乾燥機能を使って朝まで大量に乾かしている

どれも間違っていなさそうですが、実は不十分なやり方なんだとか。そもそも洗濯を干す前提で住居を設計している以外は、部屋干しする際に工夫が必要だと洗濯ハカセこと、老舗クリーニング店を営む神崎健輔さん。「夏は気温が高いので、ただ干しておけば乾くと思いがちですが、むしろ梅雨時期と同じくらい湿度が高く、室内の空気は湿気を含んでいるので、部屋干しには注意が必要です。まず第一に洗濯機で洗い終えたものは、生乾きの元となるモラクセラ菌が急激に増加する5時間以内に乾かすのが鉄則です。そのためにあの手この手で乾かすわけですが、当たり前にやっていることが実は逆効果だったりするので、今日はそのポイントをお伝えしていきますね」

【改善点】密閉した部屋で風をあてても
湿度が上がり生乾きにつながってしまう

【正解】換気などで空間の湿度を下げましょう

洗濯物に扇風機などで風を送っている方は多いと思いますが、それだけでは乾きにくいだけでなく、逆に雑菌増殖の手助けをするなんて怖い結果になることも。「リビングなどで洗濯物を干す場合、扇風機やサーキュレーターの風が直接当たっていることで、ドライヤーのような効果を思い浮かべる方がいらっしゃるのですが、ただ風を与えるだけでは、部屋の湿度はそのままなので、湿度を含んだ風を当てているだけになり、なかなか乾きません。むしろ湿った風を送ることで乾くまでに時間がかかり結果モラクセラ菌が増え、生乾き臭につながってしまいます。ここで大切なのが扇風機の風で洗濯物から出る湿気を別の場所へ送り出すこと、つまり換気をすることです。キッチンと隣接する場所なら、換気扇を回して部屋の空気を入れ替えるといいですよ。それが難しい場所なら、 エアコンや除湿機を使って湿気をコントロールしましょう。乾かすには湿度減と換気のバランスが大切です。」

【改善点】すき間をあけて干しても、
腰高ラックでは早く乾きにくい

【正解】湿度は低い場所ほど高め。
なるべく高い位置に干すのがベター

部屋干し前提の家庭に多いのが、腰高ぐらいのラックに干すパターン。作業も楽だし、間隔を開けて干せばいいような気もしますがもう一声!なのだとか。「完全にNGというわけではありませんが、効率よく乾かすという意味では、なるべく部屋の上、高い場所に干すようにするといいですよ。というのも、湿気は重いので、空間の下に溜まりやすいためです。同じ部屋の中でも天井に近い方が湿度が低いので乾きやすいと言えます。全て上の方に干すのが難しい場合は、厚めのタオルなどは上、薄手のものは腰高などと分けても有効かと思います」

【改善点】浴室乾燥もまとめ干しすると
量が多すぎて乾燥するのが遅くなる

【正解】浴室乾燥でも、5時間以内に
乾く量だけ干すのが、生乾き臭防止の鉄則

浴室乾燥機能を稼働させて寝る前に干し、タイマーをつけて翌朝取り込むというルーティンの方も多いと思いますが、量が多いと乾きムラにつながるうえ、そもそも5時間以内に乾かすべきというルールから外れています。でも、このパターンが意外と多いんです。「浴室乾燥機能は湿度、温度、換気という洗濯物を乾かす条件が全て揃っている完璧な場所ですが、大量に干してしまうと、乾くまでに5時間以上かかり、ベストな環境のはずなのになぜか生乾き臭が発生するという状況に陥ってしまいます。浴室乾燥を稼働させたからと安心するのではなく、あくまで5時間で乾く量にとどめることも意識してください」

・・・・・

3つの指摘、全てにあてはまっていた私。特に浴室乾燥機能は一気に干したいがあまりに度を越した量を干し、朝になっても乾いてないなんてことも度々ありました(涙)。どれもちょっとしたポイントなので、早速今日から我が家でも実践したいと思います!夏も快適な部屋干しで生乾きのストレス知らずで過ごしましょう。

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