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「今の仕事に満足できない…」キャリアチェンジで考えたい3つのこと

自分の選択に満足するためには、どんなことを考えておけばいいのでしょうか?

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「キャリアチェンジがしたい」と思ったときに、勢いで進んでしまうのは危険かもしれません。新しい世界にポンと飛び込むダイナミックさも必要ですが、いくつか押さえておきたいポイントもあるようですよ。

fumumu取材班が、キャリアチェンジがしたくなったときに考えたいことを聞いてきました。

①具体的にしたいこと

「仕事を変えて自分はなにをしたいのか、具体的に考えることが大切だと思います。キャリアチェンジをしたいときって、漠然とした理想が膨らんで、実際にどう行動したらいいのか考えられていない場合も多いと思うんです。
私も、仕事で活躍している人を見て、なんとなく自分も人から認められる存在になりたい! と理想だけが育ってしまったことがありました。具体案を考えていないのに、『どうせ辞めるし…』と今の仕事を軽んじてしまったことも。
自分はどんなことがしたいのか、そのためになにが必要なのか。その答えが出ないうちは、目の前にあることに取り組むほうが大切なんじゃないでしょうか」(20代・女性)

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②今の会社への不満

「本当にキャリアチェンジがしたいのか、今の会社に不満があるだけなのか、冷静に判断するべきだと思います。今やっている仕事に不満があるからこそ、他の業界が輝いて見える場合もありますよね。
自分の不満を理解しないまま、深く考えずに別の仕事を初めても、また同じことに不満を持ってしまうんじゃないでしょうか。『今の仕事は好きだけど、会社のこの仕組みが合わない』など、仕事以外に不満を持っているかもしれないし。
今の自分が持っている不満が、転職をして解決することなのか見定めることで、転職後の後悔も少なくなると思います」(20代・女性)

③必要なお金と時間

「新しいことを始めたい! という熱意はすごくいいものだと思いますけど、冷静にお金と時間のことも考えるべきだと思います。私も、異業種に転職したときに、勢いで前職の会社を退職してしまったんです。
貯金があるうちに今の会社に転職できたからよかったけど、予想以上に転職活動に時間がかかりました。時間の経過とともに、お金もどんどん減っていくし…。生活が立ち行かなくなるかもしれないと、ストレスも大きかったです。
気持ちが焦ると、自分の中で理想として掲げていたことも、妥協してしまおうかと思ってくるんですよね。じっくり気持ちと向き合うためにも、キャリアチェンジに必要なお金と時間がどれくらいなのか、事前に考えておいたほうが安心だと思います」(20代・女性)

理想の仕事を手に入れるまでに、生活を支えるお金が底を付くのは恐ろしいですよね。

じっくり考える時間を確保するためにも、「仕事を変えようかな…」と考え始めたそのときから、コツコツ貯金をしておいたほうが安心かもしれません。

(文/fumumu編集部・くまのなな)

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