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ビフェスタの“中の人”に聞いた!クレンジングローション開発秘話

女性たちのクレンジングの悩みを解決したい

化粧水由来の洗浄成分を配合したクレンジングローションは、どのように開発されたの?今回、マンダム技術開発センター担当の垣東めぐみさんにお話を伺いました。

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「クレンジングローションの開発の背景にあったのは、仕事や家事で忙しい日々の中で、メイクを落とさずに寝てしまうという経験を多くの女性がしていたことです。クレンジングは、スキンケアの重要なプロセスだということはわかっているけれど、面倒で手間のかかることだからと放置して寝てしまう……。忙しくアクティブに毎日を過ごす女性にとって『メイクを落とす』、『肌にやさしい』、『使いやすい』。これらの機能を持っていることが、何よりも重要でした。

そこで、できるだけ肌に良い成分、肌にとって負担がかからない成分で、クレンジングを開発できればいいのではという話になりました。それで、最もふさわしい素材を探すためのリサーチを繰り返してたどり着いたのが、化粧水に含まれる成分でメイクを落とすクレンジングローションだったのです」

メイクの落ち具合と、肌のやさしさを両立

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「洗い流さず使うということは、メイクのクレンジング力はもちろん、肌への安全性やスキンケア効果も必要です。『メイクをしっかり落とす』と『肌にやさしい』を両立するために、どのような成分が最も良いのかを研究し続けました。その結果、洗浄力だけでなく、保湿力のある洗浄成分を見つけたんです。水を蓄える構造を持っていて、クレンジングしながらも保湿してくれることが特徴です。この洗浄成分のおかげで、クレンジングでありながらも化粧水としての保湿効果も持たせることができました。

また、しっかりメイクを落とす機能を持つ成分の中には、洗い流さずに肌に残ったままでは肌に良くないものもあります。クレンジングローションは、肌に残ってもトラブルが起きないかどうかも大切になってくるので、成分配合の選定やバランスは特に気をつけました。洗浄成分が持つ保湿機能のほか、ヒアルロン酸やアミノ酸、コエンザイムQ10などの保湿成分を配合しています」

メイク汚れを包み込んで落とす、新手法を採用

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「メイク汚れの基本的な成分は油分なので、オイルクレンジングは汚れを溶かして洗い流すことでメイク汚れを除去するというメカニズムです。一方、クレンジングローションに関しては、溶かすというよりも化粧の膜を浮かせてはがして、コットンに吸着させるというメカニズムになります。

例えば、マスカラだったらまつ毛とメイクの間にローションの洗浄成分が入り込み、メイク汚れを包み込んで落とすイメージです。クレンジングローションの保湿性洗浄成分はメイクの油との馴染みがとても高いので、汚れを素早くキャッチして包み込んで落とします。さらにメイク汚れだけではなく、肌のくすみの原因となる古い角質を落とす効果もあるので、使うたびに明るく透明感のある肌へ導きます。さらに、保湿成分が肌にそのまま残るので、肌に潤いがキープできるようになるんです」

忙しい現代女性の強い味方に

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「クレンジングローションは、肌のコンディションに合わせて量を調節できることがポイント。例えば、肌が乾燥気味であれば多めに使えたり、保湿がしっかりできていると感じる時は、少なめにしたりできます。また、忙しい時にはサッと落とせて、逆にソファに座りながらゆっくり時間をかけてクレンジングすることも。いろいろなニーズにマッチしたメイク落としができるのは、クレンジングローションだからこそだと思いますね」

化粧水生まれのクレンジングローションが開発されるまで、たくさんの研究を重ねたという垣東さんのお話を聞いて、クレンジングローションは、忙しい毎日を送るロカリ読者にぴったりだと思いました。こだわりが詰まったクレンジングローションの魅力を、まずは自分の肌で実感してみて!