庚申窯
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福岡県で陶器を作っている庚申窯(こうしんがま)です。
主に食器を作っていますが、陶器でできるものは色々作っています。
庚申窯 おすすめポイント
上野焼の特徴
上野焼で一番に思い浮かべられる器の特徴というと"緑青(ろくしょう)流し"と言われる 透明釉、もしくは白釉の上に緑色の銅釉が流れたものが挙げられます。 この緑青流しは古くから上野焼で焼かれてきた訳ではなく、小笠原時代に釉薬の精製が発達し、技巧的な調合が可能になってきてからのものになります。緑青釉は銅がベースになっている釉薬で、近くに採銅所があったことから自然と銅系の釉薬が開発されたものだと思われます。 記録として最古のものは1796年頃に文書中に出てきますが陶片としてはそれ以前にも発見されています。 しかしその数は決して多くなく、あるいは偶発的に出来上がったものから試行錯誤して現在の緑青釉を発見したのかもしれません。 上野焼はこの緑青釉をはじめとして藁白、鉄釉、灰釉、飴釉、伊良保釉、紫蘇手、卵手、虫喰釉、三彩釉、琵琶釉、透明釉、総緑青、柚子肌など他産地と比較して数多くの釉薬が使われており、これも上野焼の特徴の1つと言えます。 もう1つの大きな特徴として薄作りが挙げられます。 茶陶として発展した上野焼は他産地の陶器と比べると非常に薄作りの軽い作りが特徴です。
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庚申窯 おすすめポイント
上野焼の特徴
上野焼で一番に思い浮かべられる器の特徴というと"緑青(ろくしょう)流し"と言われる 透明釉、もしくは白釉の上に緑色の銅釉が流れたものが挙げられます。 この緑青流しは古くから上野焼で焼かれてきた訳ではなく、小笠原時代に釉薬の精製が発達し、技巧的な調合が可能になってきてからのものになります。緑青釉は銅がベースになっている釉薬で、近くに採銅所があったことから自然と銅系の釉薬が開発されたものだと思われます。 記録として最古のものは1796年頃に文書中に出てきますが陶片としてはそれ以前にも発見されています。 しかしその数は決して多くなく、あるいは偶発的に出来上がったものから試行錯誤して現在の緑青釉を発見したのかもしれません。 上野焼はこの緑青釉をはじめとして藁白、鉄釉、灰釉、飴釉、伊良保釉、紫蘇手、卵手、虫喰釉、三彩釉、琵琶釉、透明釉、総緑青、柚子肌など他産地と比較して数多くの釉薬が使われており、これも上野焼の特徴の1つと言えます。 もう1つの大きな特徴として薄作りが挙げられます。 茶陶として発展した上野焼は他産地の陶器と比べると非常に薄作りの軽い作りが特徴です。