ローソンは、冷凍食品の新シリーズ「ビストロシリーズ」4商品を、2020年9月22日から全国の店舗で販売します。
ローストビーフやラザニア、ビーフストロガノフなど、ワインとの相性にこだわった本格的なメニューで、気軽に時間をかけず食べられるのが特徴です。
トリュフ入りでさらに贅沢
ローソンは、20~40代の女性300人にアンケートを取ったところ、コンビニの冷食に求められる要素として、「美味しいこと」「自分で作るのは難しいもの」「豊富なメニュー」が目立ったといいます。
その結果を受け、プチ贅沢感やご褒美感を楽しめるメニューでありつつも、個食タイプなどの簡便さを極めたビストロシリーズが完成しました。
ひと足早く全4種を食べてみました。
・黒トリュフソースで食べるローストビーフ
牛もも赤身肉を低温でじっくり加熱し、肉のうまみを引き出したローストビーフです。肉は薄切りで噛むと旨味がじゅわっとあふれ出します。別添えのソースは、醤油ベースですが黒トリュフが入っているため、ふわっと香りが立ちます。赤ワインにももちろん合いますが、ソースがさっぱりなので、キリッと冷えた白も美味しいですよ。
・5層仕立てのラザニア(2個入り)
トマトクリームソース、ラザニアシート、ミートソースを重ねたラザニア。最後にシュレッドチーズをトッピングしてオーブンで焼いています。電子レンジで温めると、チーズがグツグツ......。フォークで底からすくって食べると、アツアツのミートとトマトの旨味やコクや酸味が一体となって口いっぱいに広がります。1個で満足できる濃厚さがたまりません。
・ビーフストロガノフ(2個入り)
柔らかい牛もも肉がごろっと入っています。お肉を包み込んでいる濃厚なソースは、宮城県蔵王産の生クリームで仕上げたもの。生クリームの甘みとサワークリームの程よい酸味も◎。残ったソースはバゲットにつけて最後まで食べたくなりますよ。
・ベーコンとほうれん草のキッシュ(2カット入り)
発酵バターのコクがしっかり感じられます。ベーコン、ほうれん草、ポテトのトッピングで食べ応えもありますが、クリームチーズと発酵バターでより満足感があります。レンチンだけでも美味しくなりますが、少しオーブンで焼くとパイ生地がよりサクッとします。
価格はすべて399円です。
4商品の中で1番の感動は「ローストビーフ」。お肉の柔らかさとソースの絡みやすい厚み、上品な香りがかなり贅沢と感じました。5枚程度入っているので2人で少しずつつまみながら食べるのもよさそうです。
ローストビーフ以外は電子レンジ調理の商品ですが、ローストビーフは冷蔵解凍が必要です。
冷凍食品はこのコロナ禍の中でニーズを高めた分野でもあります。ローソンでも、緊急事態宣言が発令された 4月以降、冷凍食品カテゴリーの売上高は前年対比で約2割伸長しました。(2020年4月~8月の実績)
食卓のヘルプ的存在からメインになりつつある冷食、プレミアム需要も高まりそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。