せっかくのデートを失敗に終わらせないために、マナーはとても大事。この連載では、気になる男とのデートで「とりあえず、ここだけは押さえておきたい♡」というマナーをご紹介します。マナーのツボを押さえている女子は、それだけで好印象に♡ 今回は、お寿司デートの際におさえておきたいマナーをご紹介します。
文・並木まき
■1:香水はつけていかない
お寿司屋さんでは、味だけでなくお店や魚の香りも楽しむべき。そのため、強い香りを纏っていくのはご法度!
「デートだから」と素敵な香りを身につけて行っても、食事をするときに強い香りが放たれているようでは、彼だけでなく周囲の人までゲンナリ。
食事の際に香りを避けるべきなのは、お寿司屋さんに限った話ではありませんが、お寿司屋さんデートでは特に、ネタの香りも楽しむくらいのつもりで、香水ナシでお出掛けを。
■2:ムリして手で食べなくても大丈夫
「お寿司は手で食べるものだったはず!」と、慣れていない中、無理をして手で食べている人を見掛けます。
最近は、「お寿司は、手で食べてもお箸で食べてもいい」という考えが主流なので、デートだからと言って手で食べる必要はナシ。
無理して手で食べて、ポロポロとご飯粒を落としてしまったり、お醤油が手にベッタリ!という風になってしまうより、お箸を使って食べたほうが見た目にもキレイです。
ちなみに、手でお寿司をいただく場合には、一貫をひと口で食べ切るのがマナーですので、女子だと口一杯にお寿司を頬張らなくてはならないかも……! お醤油をつけるときは、ご飯ではなくネタにつけるのが正解。そうすることで、ご飯が崩れにくくなります。
「気合いを入れて手で食べたのに、その姿に彼がドン引きしてた」なんてのは、一番もったいない。
■3:会話に夢中になって食べるのを疎かにしないこと
お寿司屋さんでは、お客様の食べるスピードに合わせて次のお寿司を出してくれるので、会話などに夢中になって食べるのを疎かにしまうと、お店の方に迷惑を掛けることになります。
また、出されてから食べるまでに時間が掛かると、ネタが乾いたり一番美味しい瞬間を逃してしまったりと、食べる人にも良いことはひとつもありません。
「おまかせ」のコースでオーダーしているときは、同席者全員が食べ終わってから次のネタを出してくれるお店も。
彼とのデートが嬉しくて、つい饒舌になってしまう女子もいるかと思いますが、くれぐれもご注意を。
マナーのツボを押さえていれば、デート後に男から「ちゃんとした子だな」と思ってもらえます。
とは言っても、マナーばかり気にしていると、デートに息苦しさを感じてしまいますから、まずは最低限の「これだけは♡」を心得つつ、楽しい時間を過ごしてみて。
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