ドラマ使用の韓国女優リップを「愛の不時着」「梨泰院クラス」「サイコだけど大丈夫」からピックアップ《韓国ビューティ》

このドラマがあって良かった！　コロナ自粛時にそう思った人はきっとたくさんいるはず。久々に大人が韓国メイクにときめくきっかけにもなりました。ドラマ現場では密着度の高い長持ちリップが基本だからマスクの下にもOK。「サイコだけど大丈夫」「愛の不時着」「梨泰院クラス」の主演女優の愛用リップを担当メークさんのコメントを交えてピックアップ。韓国ブランドの他にも、YSLとNARSが人気、話題の「ルージュ エルメス」もすぐに使用するなど、実用性のみならず感度の高いリップ使いに注目です。

このドラマの主人公コ・ムニョンを演じたソ・イェジ（30歳）のメイク担当は「woosun」のイ・ミョンソン院長。１話のムニョンの初登場で少女と会話するシーンでは「ルージュ エルメス ルージュ ア レーヴル マット 64 ルージュ・カザック」を使用したり、NARS、YSLも登場し、コ・ムニョン メイクとして韓国でも衣装とともに毎回話題になりました。

9話のガンテとの日帰り旅行が楽しみで、派手な帽子をかぶりおめかしをしたシーンで使用。シルキーでマットな仕上がり。軽いタッチだけで濃厚なカラーが長持ちし、時間が経てば経つほど馴染む「ロングラスティングリアルカラー発色」。2万3千ウォン。

2話のサンテを招待したサイン会のシーンに使用。NARSベルベットマットリップペンシル 2486N ピンクベージュ（韓国ではGET OFFという色名）と一緒に使用。エンボス加工パウダーを利用したさらっとした使用感で、密着力もアップ。2万ウォン。

※他に、６話で「YSL／タトワージュ クチュール ベルベットクリーム 204 ベージュ アンダーグラウンド」も使用。ガンテの病院で講義をすることになったムニョンの極細のウエストが際立つピンクの衣装と、蟻のように細い腰を意味する「ケミホリ」とともに話題に。

メイクは「ジェニーハウス チョンダムヒル」のムジン院長で、ソン・イェジン（38歳）を担当して6年。「Allure Korea」のYouTubeチャンネルでの話によると、北朝鮮のシーンでは透明のリップクリームを使っていたそう。濃い色リップは主にソウルでのシーンに使われています。

濃いめリップは主にソウルでのシーンで使用。軽いつけ心地で優れた発色と密着力を長時間保つ。ダマにならず自然にフィットするマティン（マット+サテン）タイプ、植物性オイルを含有しているのでコーティング膜が形成され、一日中乾燥しない。上から、M1 Nude Unlock コーラルベージュ、M2 Sheer Summer オレンジレッド 各1万5千ウォン。

メイク担当のムジン院長が「イェジンさんは素の唇が赤いほうなので、赤みを抑えられるカラーをベースに使ってから、出したい色をのせていました」と公表。ダマスクローズの蒸留水によって保湿力を加え、軽くフィットしながら長時間密着するマットリップ。1万9千ウォン。

イソ役のキム・ダミ（25歳）はBenefitの広告のモデルでドラマでも使用。
韓国芸能と美容に詳しいライターの轟 友貴さんによると「赤いラブティントを使っていた時は、20歳になったばかりの若いイソを表現しています。アイラインは粘膜からしっかりと長めに引いて、ややスモーキーなタッチでぼかし、チークをせずに赤いラブティントでリップにポイントを置いていました。派手色のリップをメインにしたメイクは韓国の若い女性が好むメイクです」
「そしてコーラルのチャチャティントは、第2幕にあたる、会社を設立して成長した大人のイソを表現しています。劇中では24歳くらいの設定だと思います。ショートの金髪ツートーンから、黒髪ロングに落ち着いているように、グラデーションで陰影を出していたアイメイクから、肌馴染みのいいベージュブラウン系のアイシャドウ単色で優しい影をだして、アイラインも目尻を短めに上げ、すっきりとした印象になっています。そして、大きく違うのがチークで血色を与えることでリップの色も赤からオレンジコーラルに変化。前半のリップにポイントを置いていたメイクから、全体的な統一感を重視したメイクに変わっていると思います」

6話で、タンバムの飲み会に飛び入り参加したスアが気に入らないイソが、トイレでセロイのことを「ものすごく好きです」と言ってスアに宣戦布告するシーンで使用。澄んだレッドカラーで、肌を明るくトーンアップ。リキッドジェルタイプで一日中鮮やかな色をキープ。2万7千ウォン。

13 話で、4年後、ICを立ち上げ成長したセロイたち。コ―ラル色で頰と唇に透明感ある血色をプラス。優れたキープ力があり、自然なハリを与えて滑らかに仕上げる。2万7千ウォン。

「サイコだけど大丈夫」
自閉スペクトラム症の兄ムン・サンテ（オ・ジョンセ）のために生きてきた弟ガンテ（キム・スヒョン）と、愛を知らない童話作家コ・ムニョン（ソ・イェジ）、3人が家族として再生するまでの感情をこまやかに描いた名品。この写真は1話の登場シーンでエルメスのリップをつけている。
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