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心地いい生活空間を…北欧生まれ、話題の「ヒュッゲ」って?

2017 年の流れについていきつつ、2018年の流行を知りたい、ですよね。そこで今回は、「ライフスタイル」にフォーカスした“次に来るもの”をお届けします!

北欧生まれの“ヒュッゲ”的ライフスタイルにシフト!?

自宅勤務や副業OKなど、働き方が変わりつつある今、生活スタイルにも新たな流れが加わりそう。

「『ヒュッゲ』という言葉は、要注目。デンマーク語で『居心地のいい空間や時間』を意味するのですが、その中には家での時間を充実させるというニュアンスも含まれています。スマホやネット通販の利用など、休日に外出しない若者が多い今の時代、ヒュッゲというオシャレな言葉の響きも手伝って、たとえばミールセットなど、SNS映えするインドアグッズに意識が向くのでは」(博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー・原田曜平さん)

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ヒュッゲ 家族や友人などと過ごす時間を大切にすることも、ヒュッゲの概念。自分や周りの人が癒しや幸せを感じる、ライフスタイル。スタイル。(Getty Images)

スマホのゲームアプリにも、ヒュッゲの影響が!?

「任天堂から‘17年11月に配信された『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は、家具などインテリアを集めて自分好みのキャンプ場を作るゲーム。私の周りでもハマる女子が続出しています」(エッセイスト・犬山紙子さん)

また、家で楽しむアイテムとして、こんなゲームにも注目。「家庭用VRは、サバイバルものをはじめ、鳥になって空を飛ぶ疑似体験ができるものなどソフトが充実してきているので、‘18年はもっと浸透すると思います。『ディクシット』など大人も楽しめるボードゲームも人気が出そう」

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どうぶつの森 キャンプ場の管理人になって、どうぶつたちが集まるキャンプ場を作るというもの。平和な空間とかわいいキャラにほっこり。(C)2017 Nintendo.

原田曜平さん 博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。近著に『それ、なんで流行ってるの?』(ディスカヴァー携書)、『平成トレンド史これから日本人は何を買うのか?』(2018年1/10発売。角川新書)などが。
犬山紙子さん エッセイスト。本誌にて「SanPaKuちゃんのわがまま気まま愛のRoom」が好評連載中。コメンテーターとしても活躍。
※『anan』2018年1月3・10日号より。文・保手濱奈美
(by anan編集部)

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