サラサラで艶やかなストレートヘアは、誰もが憧れますよね。でも、どうもうまくいかないという人が少なくないはず。今回は、覚えておいて損はないストレートヘアの作り方をご紹介します。
写真・大嶋千尋 ヘアメイク・高松由佳 文・玉絵ゆきの
CMのようなストレートヘア、自分でできるんです!
風になびくサラッサラのストレートヘアは、男女ともに支持されるモテヘア。今回は、きれいなストレートヘアのコツをヘアメイクアップアーティスト・高松由佳さんに教えてもらいました。
クセをとるため全体を濡らし、手ぐしで乾かす
最初に、クセをとるために髪全体を濡らし、ストレートヘア用のヘアトリートメント剤をつけます。これで仕上りが重くならずサラっとまとまります。では、乾かしていきましょう。まずは、根もとから乾かします。乾いたら、次は毛先に向かって、手ぐしで少し引っ張りながら乾かすとクセが伸びやすくなります。
ブラシを使い、ストレート感UP
7割ほど乾かしたら、髪全体をいくつかの毛束にわけます。ひと束とり、まずは髪の根もとに内側からブラシを入れて髪の表面にドライヤーの風を当てます。そのままドライヤーとブラシを、ゆっくりと毛先までスライドさせて、髪全体のクセを伸ばしていきましょう。ブラシに髪をしっかりとはめこみ、下に引っ張りながら乾かすと、きちんとクセが伸びていきます。残りの毛束も全て同じように乾かし、うしろの髪は前にもってくるように乾かすとやりやすいですよ。
ドライヤーの角度に注意!
ブラシ(または手ぐし)とドライヤーをスライドさせる際は、ドライヤーの角度に気をつけます。常に上から(だいたい45度くらい)が基本。そうすることで、髪のハネや広がりが抑えられ、まとまりある髪になりやすいです。鏡を見ながら角度に注意して
最後に冷風でキューティクルを整えて、完成
クセを伸ばしたら、ドライヤーの冷風を上から髪の表面全体に当てます。髪は温めると、クセがつきやすくなり、冷たくすると形が決まるので、ストレートヘアの形状記憶のためこの工程は忘れずに。冷風は「髪が冷たくなったな」と感じたらやめてOKです。上から当てることで、キューティクルが整いツヤツヤになります。仕上げとして、トリートメント剤をつけて、キューティクルをコーティング。これで、ずっと続くストレートヘアが完成です!
左・ヘアメイクアップアーティスト 高松由佳さん。
ヘアメイクアップアーティスト・山本浩未さんに3年間師事した後、独立。anan本誌を初めとする数々の美容・ファッション誌にて活躍中。
モデル
anan総研 No.332 楠原 菜月さん。