2020年ももうまもなく幕を閉じようとしています。この1年を振り返り、新型コロナウイルスの影響でメイクに対する概念がガラリと変わったことを改めて感じています。そのようなことを踏まえて2020年のベストコスメを選んでみました。今回は、デパコスに絞ってご紹介します。
2020年ももうまもなく幕を閉じようとしています。この1年を振り返り、新型コロナウイルスの影響でメイクに対する概念がガラリと変わったことを改めて感じています。そのようなことを踏まえて2020年のベストコスメを選んでみました。今回は、デパコスに絞ってご紹介します。
マスクに色が付きにくく肌色を選ばない最強ファンデ
春先の自粛生活で外出を控えていたらファンデの色が3段階ほど明るくなりました。とても嬉しい出来事だったものの、ファンデ選びにはかなり悩まされました。
そんな時出会ったコスメデコルテ AQの「スキン フォルミング クッションファンデーション トーン アップ」(パフ付きレフィル8500円、ケース1500円)が真っ先に思い浮かんだベスコスです。
こちらの商品は、クッションタイプのノーカラーファンデ。正直なところ通常のファンデよりはカバー力はやや劣ります。それでもこのファンデが手放せないのは、変化しがちな肌色にいつも寄り添ってさりげなくワントーン明るい肌に仕上げてくれるからです。
マスクをしていると顔色が暗く見えがちなので、ちょっと明るいくらいのファンデが実はちょうどいいのです。しかも、ノーカラーファンデであるだけに通常のファンデよりも断然マスクに色が付きにくく、微かについても明るいピンク色で不快感はありません。
また、艶やかで乾燥が気になる肌をうるませて見せてくれ、毛穴やくすみもカバー。美肌効果は高めだと感じています。高価だけれどそれだけの価値があると感じる優秀ファンデです。
肌に温もりとツヤを与えるハイライト
無類のハイライトコレクターである筆者。常に10個を超えるハイライトを所持していて、メイクやその時の肌状態に応じて使い分けています。
そんな筆者が、ほぼ毎日のように使用している溺愛ハイライトがシャネルの「ボーム エサンシエル #ロゼ」(5500円)。
スティックタイプだから肌にぴったりフィットし、マスクにも色移りしにくいのがいいです。そして、何よりこのハイライトに惚れ込んでいる理由は、肌にツヤだけでなく、温もりを与えてくれるから。
このハイライトを纏うだけで生き生きとした肌に仕上がるので、くすみが気になる時にも重宝しています。あまりメイクをしたくない日はチークとして使うこともありますし、頬にもっとツヤが欲しいと感じる時にはチークの前に仕込むとみずみずしい印象の頬に仕上がります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
「美人見え」が叶うピンクリップ
長引くマスク生活の中で不要論まで出ているリップ。確かにマスクが使い捨てでなかった場合、リップがマスクに付くのは避けたいところです。
しかし、飲食の際にマスクを外すことや身嗜みをきれいに整えることで生活や仕事に多少なりともいい影響を及ぼすことを考えると、やはりリップを塗ることは必要だと感じています。
そんな中、マスクにベタっとつかない、透明感のある発色のピンクリップをこの1年の中で最も愛用しました。それが、シャネルの「ルージュ ココ フラッシュ #132 フラッシュド」(4000円)でした。
年齢を重ねると、どんどんピンクを纏うのが難しくなります。ちょっと色選びに失敗すると古臭く見えたり、若作りして見えて痛々しく見えたりするからです。しかし、こちらのリップはピュアに色付くからアラフォーの筆者でもナチュラルに纏えます。
さらに潤んだようなツヤが出るから、いつもよりキレイに見せてくれると感じています。また、保湿力もあるのでカサつきがちな唇も潤し、整えてくれるのが嬉しいです。
いかがでしたでしょうか。今回は、2020年に発売されたデパコスの定番品の中からベストコスメを選んでご紹介しました。気になる商品があればこの機会にぜひお試しください。
※価格はすべて税別
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。