せっかくのデートを失敗に終わらせないために、マナーを知っておくことはとても大事。この連載では、気になる男とのデートで「とりあえず、ここだけは押さえておきたい♡」というマナーをご紹介します。マナーのツボを押さえている女子は、それだけで好印象に♡ 今回は、彼や彼のご家族・上司とのお食事の場面で役立つマナーをご紹介します。あなたはナイフとフォークの使い方に自信はありますか?
文・並木まき
■ナイフ&フォークの使い方「基本のき」
基本的にレストランでは、テーブルに並べられているものを“外側”から順に使えばOK。ナイフは右手、フォークは左手で持つのがマナーとされています。
食事の途中に一旦置きたい場合には、ナイフとフォークを“ハの字”に置いておけばOK。このときナイフの刃は内側に向けます。
■イギリス式ではNGマナーも
現在、日本のテーブルマナーはフランス式が主流。でも、フランス式だけではなくイギリス式のテーブルマナーが必要になる場面も。
アフタヌーンティーなどイギリス式の場でナイフとフォークを使う際には、次の点に気をつけて!
(1)フランス式ではフォークの背に食べ物を乗せていただくのはアウト!
フォークをくるっと返して、切った野菜や肉などを背に乗せて食べること、ありませんか? こちらはイギリス式マナーではOKだけれど、フランス式ではNGとされています。
(2)イギリス式ではフォークを右手に持ち替えたらダメ!
最初は右手にナイフ、左手にフォークを持っても、肉などを切り終えたあとには右手にフォークを持ち替えたくなる人もいるはず。しかし、これはフランス式ではOKですが、イギリス式ではNGとされています。
(3)料理を食べ終えたあとのナイフ&フォークの位置
料理を食べ終えたときは、フランス式ではナイフ&フォークをお皿の“3時の位置”に、イギリス式ではお皿の“6時の位置(縦)”に置くのが正式なマナー。
どちらも、食べ終えたときにはナイフの刃が内側になるようにします。このとき、フォークの背は下に向けます。
昨今では、お皿の“4時の位置”くらいに置いておけばフランス式とイギリス式どちらでもマナー違反にならないという考え方が主流です。
細かいマナーを詰めていくとキリがありませんが、まずは「これだけは♡」のマナーを押さえて、あまり気負わず楽しく食事に臨んでみて。
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(C) Lucky Business / Shutterstock
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