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長すぎる片思い、いつもセカンド…「しんどい恋」の原因はコレだった!

仕事や友達関係はわりとうまくやっているのに、恋愛となると、どうしても感情が整理できない、という方は必見! あなたがもし「穏やかで幸せな恋愛」を求めるなら、“執着”という感情といかに向き合うかが鍵なのです。

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「好きな人が振り向いてくれない」「大好きな彼を束縛してしまう」「昔の恋人が忘れられない」―。“手に入れたい”と願うあまり、自分の感情の取り扱いに悩んでいる人、いませんか? これが、いわゆる“執着心”というもの。

「執着心は、誰にでもある感情です。お金、モノ、場所、状況など、ありとあらゆるものに執着心は湧きますが、とりわけ恋愛においては、対“人”の執着心との付き合い方が重要になってきます」(引き寄せ実践法アドバイザー・MACOさん)

執着というと、「やっかいなもの」など、否定的なイメージを思い浮かべる人も多いけれど、MACOさんに言わせると、それは自身を知るための大切な手がかり。

「人はなぜ執着するのかというと、そこに自分でも気づかない不安が潜んでいるから。ネガティブだからといって消し去る必要はありませんし、むしろ執着心の持つその強いエネルギーを、相手を愛し、自分の内側を満たすポジティブな性質に転換できればOKです」

握りしめた“執着”の正体に気づいた時、それは自分を見つめ直す絶好のチャンスかもしれない。ここからは、しんどい恋に隠された執着をほどく、MACOさん流“恋の思考整理術”を伝授します。

これが“しんどい恋”を生む原因に!

「執着してる」ってどういう状態?

「見張っていたい」
人間は、自分の手の届くものに対して、いちいち動向を見張ったりはしないもの。好きな人のことを常にベターッと貼りついて見てしまう、彼の行動が気になってつい束縛してしまう、という状態は、「ずっと見ていないと不安で仕方がない」という感情の表れに他ならない。

「周りが見えない」
いい意味では「没頭・集中している」ことになるが、裏を返せば「一つのことに囚われて、離れられない」ということ。こういう状態の人は、どんな時も相手のことしか考えることができないため、人生を楽しくする、新たな出会いや、有益な情報ですら、遮断してしまう危険性が。

「支配したい」
たとえ自分は「彼が好き」という気持ちだけのつもりでも、その潜在意識の中には、「相手のすべてをコントロールしたい」「自分の思い通りにしたい」という気持ちが隠れている。こうした執着エネルギーは、自分が意識を向けた相手を縛るほどの強い力を持つことも。

さらにMACOさんが、女子が陥りがちなタイプ別“しんどい恋”の執着の正体を解説。その一部を紹介します。

TYPE1 諦めない、長すぎる片思い

→心の声は「いまのままでいい、変わるのが怖い」かも?

“片思いは恋愛の醍醐味” とはいいますが、諦めきれない状態が何年も続くのは辛いもの。その執着の裏側にあるのは、じつは自身の“変わりたくない”という思い。自分の好意を伝えることで、いまの相手との関係が壊れてしまうことを恐れているのでは? でも、本当の望みは“彼女になる”ことのはず。“自分がどうなりたいか”を考え、殻を破るタイミングを決断できれば、結果どうであれ大丈夫。変化はベストな流れを引き寄せてくれるはずです」

TYPE2 いつもなぜかセカンド

→心の声は「私には、愛される価値があまりない」かも?

出会っても出会っても“2番目”のポジションに甘んじてしまったり、人には言いづらい関係を作りやすい、というケース。原因は、『自分には愛される価値、大事にされる価値がない』という思い込みが本人の潜在意識にある場合がほとんどです。相手が変わってもそれを繰り返すのは、“セルフイメージの低さ”にあるので、“自分が相手にどう思われているか”を考えるよりも、まずは“自分が自分をどう価値づけているのか”を見直すことが必要です」

TYPE3 彼に合わせてばかりで、疲れ気味

→心の声は「素の自分を知られたら、嫌われる」かも?

恋愛は我慢の上になりたつものだ、という価値観を持っていると、相手に合わせることがベースになってしまいがち。しかし、“疲れる”というのはSOSのサインなので、決して見逃してはなりません。あなたが捨てるべきは、“素の自分を知られると嫌われるかも”という思い込み。仮に、自分の素をさらして『嫌いだ』と言ってくる相手なら、あなたの本当のパートナーではないということ。問題解決の鍵は、常に自分の内側にあると心得ましょう」

MACOさん 引き寄せ実践法アドバイザー、メンタルコーチ。著書に『ネガティブがあっても引き寄せは叶う!』(大和書房)、『ネガティブ思考があっても最高の恋愛・結婚を叶える方法』(WAVE出版)など。

※『anan』2018年2月14日号より。イラスト・利光春華 取材、文・瀬尾麻美

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