つい相手の口車に乗せられて、思いがけない方向に話が進んでしまった経験ありませんか? 口の上手い男はいますからね。気を付けないと、後々後悔しても遅い。自分の身は自分で守らなければいけません。そこで、“思わず受け入れた男からの困ったオファー”と題して、女性たちに話を聞いたのでぜひ参考に。
文・塚田牧夫
「一ヶ月だけ付き合おう」
「かなりしつこく誘ってくる男がいたんです。断っても断っても懲りない。仕方なく、一回飲みに行くことになりました。するとそこで告白されたんです。
興味がないのであっさりと断ったんだけど、相手は引き下がらない。しかも変な条件を提示してきました。“一ヶ月だけ付き合おう”と。ダメだったらそのまま別れればいいし、良ければ更新すればいいって条件でした。
私は面倒くさくなって、“一ヶ月だけね”と受け入れちゃったんです。相手の術中にハマってしまったわけです。
付き合うと良い部分も見えてくるし、今度は別れるのが面倒だと思い始めるし……。結局一年も付き合ってしまいました」ユリ（仮名）／26歳
「告白の練習をさせて」
「“今までで一度も自分から告白したことがない”っていう知り合いの男性がいました。確かにカッコいいし、モテるのも分かる。
その人がある日、“好きな人ができたときのために、告白の練習をさせて”って言ってきたんです。ちょっと面白いし、“いいよ”ってOKしたんですよね。そうしたら、意外と本気で言ってくるんです。
だんだん私もなんか変な気持ちになってきました。ドキドキしてきちゃったんです。この時点でもう、私は負けてたんですね。完全に彼のことを好きになってました。
あとは向こうのいいようにされました。モテる人ってこういう感じなんだ……って分かって良かったです」マユコ（仮名）／28歳
「彼女のフリでいいから」
「昔からの男友だちがいて、彼の母親が入院したと聞かされました。“俺の将来をすごく心配してる”と。そして“お見舞いに付いて来て欲しい”って言われたんです。
親を元気づけてあげたいから、“彼女のフリでいいから”って言うんです。気は咎めたけど、親思いだな……と持って協力することにしました。
その甲斐あってか、回復して退院。それは良かった。しかし、そのあとお母さんからお礼がしたいと食事に誘われてしまったんです。そこでまた罪悪感に駆られてしまいました。
私は“もう無理”と断ったんです。そうしたら彼が“じゃあ本当に付き合えばいいんじゃない？”と言ってきました。罪悪感から逃れるには、彼の申し出を受け入れるしかありませんでした」フミノ（仮名）／28歳
“思わず受け入れた男からの困ったオファー”をご紹介しました。
変なオファーを受けて、あとで後悔しても遅い。なんでもかんでも気軽に受けるべきではありません。とりあえずいったん持ち帰ってよ～く考えて、その場のノリだけで答えないようにしましょう。
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