いくつになっても憧れるウェディングドレス。結婚式に興味はないけど、ドレスは着てみたい♡ という願望をもつ方も多いのではないでしょうか。そんなウェディングドレスをもうすぐ着る日がくる方も、まだその予定がない方も知っておきたいのは、年齢によってドレスの選び方が変化するということ。デイリー服とは違うからこそ、ドレスの色・デザイン・シルエットによって似合う似合わないが大きく影響していきます。そこで今回は大人な顔立ちに変化する、アラサー世代の女性にオススメの似合うウェディングドレスの選び方をご紹介します。
イラスト、文・角侑子
【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 70
ドレス1 【バッスルスタイルドレス】
アラサー世代の女性がウェディングドレスを着るときは、“かわいさ” よりも上品さを重視すると周りからも憧れる花嫁に仕上がります。できれば顔周りに注目を浴びる上半身は余計に凝ったデザインがあるよりも、ごくシンプルなカッティングの美しいデザインを選ぶと良いでしょう。
そのかわり、後ろのデザインは思い切りゴージャスなものでもOK。なかでもオススメなのはバッスルスタイル。1800年後期に流行した、後ろの腰回りが膨らんだデザインのことを指します。お尻のラインが膨らんでいることで、より女性らしい曲線美を作れます。なんといっても横から見たラインが美しいので、式に参列した友人たちは花嫁の美麗さに思わずため息を漏らしてしまうことでしょう。
お姫さまのようなシルエットラインに憧れているという方は、バッスルスタイルを取り入れることで大人っぽく、かつかわいらしい印象を持たせることができます。
ドレス2【総レースの長袖ドレス】
ウェディングドレスは、着る人の体のラインに沿っているものを選ぶとより美しくなります。細身で華奢な体型をしている方は、ボリュームのある膨らんだドレスよりもパニエをあまり入れずに、ナチュラルなシルエットを意識して取り入れると良いでしょう。
まさしくこのタイプの女性にしか似合わない! と断言できるオススメのドレスは総レースの長袖のウェディングドレス。気になるデコルテラインも贅沢なレースでカバーして。ベールも膨らみのあるものより、頭にフィットしたマリアベールタイプが似合います。ヴィンテージ感のある大人なウェディングドレスにぜひ挑戦してみてくださいね。
ドレス3【ショールカラードレス】
花嫁さんはお式の前までにボディメイクをする方が多いですが、なかには急なスケジュールでボディメイクが間に合わない……! という方も多いですよね。ウエスト周りはコルセットでスタイリッシュになるものの、体のラインが現れやすい二の腕はうまくカバーしづらいものです。
そこでオススメするのはショールカラードレス。大きめのショールカラーを大胆にあしらったデザインのドレスは二の腕はもちろん、バストの大きさもうまくカバーしてくれるのでよりスタイリッシュに見えます。また、デザインそのものも1950年代のクラシカルな装いのため、30代以降の女性が着るにふさわしい大人かわいいデザイン。グローブは短めのショート丈にして、ヘアアクセはセンスのあるファシネーター(小さな帽子型のヘアアクセ)を取り入れてみてはいかが?
洗練されたドレス姿を目指して
さらにアラサー世代にオススメするのドレスの素材はシルク。ただしシルクドレスとなると値段も高くなっていきますので予算に見合わない場合は、コットンシルクと呼ばれている素材のものを選んだり、ヴィンテージレースをあしらったもので上質さをプラスすると良いでしょう。
花嫁さんは、数百着あるドレスから自分に似合う「これ!」という一着を選ばなくてはいけないので、本当に悩みますよね。事前に、こんなアイテムを使いたい、こんなシルエットが私には似合うという指針を知るだけでもドレス選びがスムーズにいくかと思いますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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