蒸し暑い日が来たかと思えば、肌寒い日もあって、洋服の着こなしに迷うこの梅雨の時期。こんな時はさっと一枚羽織れるカーディガンが大活躍しますよね。でも、カーディガンの着こなしってスカートかパンツを合わせるかぐらいでワンパターンになってしまいがち。そこで今回はカーディガンを使った豊富な着回しコーデをご紹介いたします。
TYPE1 【 タイトスカート 】
【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 101
まず定番のタイトスカートと合わせる着こなし。王道は、前ボタンを開けてインナーを見せたスタイルですが、個人的にオススメしているのは、前を閉めてキュッとタイトに見せる着こなし。前を開けることで身幅がワイドになって太って見えてしまいやすいため、とくにバストが大きい方はあえて前を閉めて一枚のカットソーという感覚で着るほうがバランスがよくなります。インナーも基本的にはノースリーブでカーディガンを羽織ってもラインが響かないものを選ぶと良いでしょう。
タイトスカートは、ボディコンシャスすぎるといやらしく見えるので、できれば腰幅にゆとりのあるペンシルタイプのロング丈がオススメ。サイドにスリットが入っているものだと動きやすいのでストレッチ素材のタイトスカートがあればぜひ、合わせてみてくださいね。
TYPE2 【 オールインワン 】
カーディガンが最もスマートに見える着こなしはやっぱりワンピースもしくはオールインワンのスタイルではないでしょうか。トップスとボトムが同色・同素材でまとまっているため、見た目的にもスッキリして見えるうえに、カーディガンにありがちな野暮ったい印象を与えることがありません。
なかでも、オススメしているのはガウチョタイプのオールインワン。パンツがワイドになっているため、足のラインも目立たずにスタイルアップさせてくれます。できれば、ヘアアレンジはスッキリコンパクトにまとめたシニョンや、ヘアカチューシャを取り入れたスタイルにしましょう。そうすると顔周りが重たくなりすぎずにバランスが取れます。
TYPE3 【 ボリュームスカート 】
エレガントなふんわりスカートは女性に最も人気のスカート。誰でも一度はオシャレにスタイリングしたいアイテムですよね。もちろん、カーディガンとの相性の良いスカートにもなっています。着こなしはタイトスカートと同じく、カーディガンを一枚のカットソーとして着こなすほうがキレイにコーディネイトできます。
定番すぎてちょっとつまらない……と思う方は、さらなるアレンジとしてカーディガンを前後ろ反対に着るとスタイルがさま変わりして見えるのでオススメですよ。カーディガンを前後ろに着ると、前身頃はクルーネックに、後ろ見頃は襟ぐりが大きく開いたラウンドネックになって、後ろ姿に程よい抜け感が生まれます。より上品に、エレガンスに着こなしたいというときは、思い切って前後ろ反対に着るスタイルにも挑戦してみて。
カーディガンの着こなしアレンジは幅広い!
カーディガンの着こなしは、普通のトップス以上に幅広く、前を開けるか閉じるか、ボトムから出して着るのか、シャツインするのか……などで見える印象が大きく変わっていきますので、慣れるとカーディガンのアレンジスタイルが楽しくなっていきますよ。いつものコーデがワンパターンに感じたらぜひ、今回ご紹介した着こなしスタイルを参考にあなたらしいスタイリングを作ってみてくださいね。