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大人女子は水着より…彼ウケ抜群「上品な浴衣選びのコツ」3つ | デキるOLマナー&コーデ術 ♯109

ファッション

夏といえばやっぱり浴衣! 水着も良いですが、大人の女性はしっとりとした品の良さを表現できる浴衣のほうが、より気分が高まるというもの。でも、浴衣をいざ探すとなるとかわいすぎたり、ちょっと安っぽい印象を与えるものも多くてコレ! と言えるものを探すのが本当に難しいです。そこで今回は、大人の女性にオススメする浴衣の柄と色合いについてご紹介します。

定番はレトロモダンな、矢羽根柄

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 109

浴衣に限らずですが、柄物は細かいほどかわいい印象に。反対に、ひとつのモチーフや柄が大きいと大人っぽい印象になります。なので、大人の女性は浴衣の柄が総柄のものや、モチーフが大きく描かれたデザインを選ぶと大人っぽく、そして適度にかわいさを表現することができます。

そのひとつの柄としてオススメしたいのが、矢羽根柄(やはね)。矢のデザインが散りばめられた浴衣は明治大正時代のモダンな印象を彷彿とさせます。レトロだけれど、品があって大人的なので、アラサー世代の女性にはぴったりな柄ですよ。

色合いは、柄そのものが目立つのでコントラストの強い色より、淡い色の組み合わせのほうがより品があります。例えば、薄青に、レモンイエローの矢羽根など……。爽やかで夏らしい色合いの組み合わせをぜひ、探してみてください。

落ち着いた印象を持たせるなら、麻の葉柄

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大人の浴衣は、3種類以上のモチーフが入っていたり、グラデーションやラメなどの要素がたくさんあるほどに、ゴチャゴチャして子どもっぽい雰囲気を与えてしまいます。それよりも、浴衣は単色無地で、柄やモチーフも2種類までにまとめておくと、浴衣がスッキリした印象になって、品の良さが出てきます。

なかでもかわいさやモダン的な印象ではなく、上質さや落ち着いた雰囲気を出したいときは古典柄の麻の葉柄を取り入れてみてはいかが? 麻の葉柄は、六角形のモチーフに麻の葉っぱのようなシャープな線が連なっているデザイン。懐古的でありながら、今風の幾何学柄にも共通する部分があるので、古臭さもなくスマートに取り入れられます。

色合いはシックな藍色やねず色(薄いグレー)を基調に、帯や帯留めに黄色やピンクなどの差し色を取り入れて遊び心を入れてみてくださいね。

花柄は大きめの椿柄がちょうど良い

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花柄は最も定番で、最も難しいデザインと個人的に捉えています。というのも数ある浴衣のデザインのなかでも一番多く汎用されているだけに、そのなかから品の良い浴衣を選ぶのは難しいのですね。だからこそ、花柄の浴衣を取り入れるときは妥協は一切無しに、厳選して良いデザインを選んでいきましょう。

大人の女性に似合う花柄の浴衣のポイントは、花のモチーフが大きいこと。思い切り大胆に一輪の花のシルエットをあしらったものでも良いですし、生地の色が目立つくらいの等間隔さであしらわれているもののほうが良いでしょう。また、個人的にオススメしている花のモチーフは「椿」。赤くて花弁が丸いシルエットなので、浴衣との相性も良く、はんなりとした愛らしさを表現できます。

ハッキリとした印象を与えたいときは黒地に赤の椿を。優しい印象をつけたいときは、白地に赤の椿を。差し色に緑を入れるとカラーバランスが整って良いですね。

大人の浴衣は、モダンをテーマに

ここまでご紹介してきたモチーフや色合いは、全て昔ながらの定番のものです。浴衣も毎年トレンドによっては、おもしろいモチーフがあしらわれていたりしますが、奇をてらったデザインよりも、シンプルに昔ながらに愛される柄をちゃんと取り入れるのが大人の女性には一番に似合うスタイル。ぜひ、みなさんも今回のポイントを参考に似合う浴衣を選んでみてくださいね!

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