メイクをした日には欠かせないクレンジング。ほとんど毎日の習慣ともいえるクレンジングですが、実は間違った知識を持っている人が多いんです。そこで今回は、勘違いしやすいクレンジング習慣を5つご紹介。当てはまっていたらすぐに改善しましょう。
間違ったクレンジングで肌を痛めつけてない?
メイクをした日は必ずクレンジングをするという方がほとんどのはず。クレンジングをするという行為自体は大切なことなのですが、その方法を間違えてしまうと、肌に不要な刺激を与えてしまうことも。
そこで今回は、勘違いしがちなクレンジング習慣をご紹介します。これまでのクレンジングを見直してみてくださいね。
1. クレンジングをじっくり長時間行うのはNG
特に濃いめのメイクをした日は、しっかりとメイクを落としたいものです。しかし、だからといって時間をかけてクレンジングを行うのはNG。クレンジング剤は肌のうるおいを奪ってしまうので、長時間肌の上にのせておいてはいけないんです。
しっかりメイクを落としたい日は、オイルなど洗浄力が高いものをチョイスするのがおすすめ。逆に落としやすいメイクの日はローションやミルクなどの洗浄力が弱いものを選ぶと、肌への負担を減らすことができますよ。
2. 油分が多いのでクレンジング剤を少なめ、はNG
クレンジングは油分が多くて肌に悪そうだから、少なめに使っています…なんて人は要注意! 少ないクレンジング剤で肌をこすると、適量が肌全体に行き渡らず、肌を痛めてしまうことがあります。
クレンジング剤の適量は、商品に記載されている通り。それぞれの商品について適量が決められているので、使用量はしっかり守りましょう。
3. 力を入れてこするのはNG
クレンジング剤を肌にのせた際、メイクをしっかりオフするためにとゴシゴシこするのはやめましょう。肌にとって摩擦は大敵。色素沈着の原因となることもあります。
クレンジング剤を肌にのせたら、素早く落としたい部分に均一に伸ばし、優しくなじませてください。指先だけで伸ばすよりも、手のひら全体を使ってやさしく伸ばすと落としやすいですよ。
4. 日焼け止めだけの日はクレンジングしない、はNG
マスク生活が続いたことで、ちょっとしたお出かけならノーメイクでも抵抗がない、なんて人が増えてきたのではないでしょうか。そんな日こそ、クレンジングに対しての知識を間違えがち。日焼け止めしか塗っていないから今日はクレンジングをお休み、なんてことをしてしまうと、肌に負担がかかってしまうんです。
洗顔のみで落ちる日焼け止めであればいいのですが、日焼け止めの中にはクレンジングが必要なものも。特にウォータープルーフタイプは洗顔料だけで落ちないものも多いので、クレンジングを省かないようにしましょう。日焼け止めが肌に残ったまま寝てしまうと、肌は乾燥して荒れやすくなってしまいますよ。
5. タオルで水分をゴシゴシ拭くのはNG
クレンジングや洗顔をしたあと、水気を取るためにタオルでゴシゴシと顔を拭いてしまっていませんか? 力を入れて顔を拭いてしまうと、肌の表面が傷つき、トラブルの原因になりがち。また、摩擦が色素沈着の原因になることもあります。
クレンジング後に水気を取る際は、タオルで肌を押さえるようにやさしく拭き取りましょう。なるべく柔らかいタオルを使って、肌を傷つけないように配慮することが大切です。
正しいクレンジングでメイクをきちんとオフ!
いかがでしたか? 毎日のなにげないクレンジングが肌を傷つけていた可能性があると思うと、怖いですよね。間違った知識に心当たりがある方は、今日から正しい知識へと切り替えていきましょう。
クレンジングは、メイクをする人全員に欠かせない習慣です。正しいクレンジング方法で、自分の肌をいたわってあげてくださいね。
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