ハグもだいぶ世間に浸透し、挨拶代わりにする人も増えてきました。いやらしい目で見るような人もいません。スキンシップとして気軽にできるのもいいですよね。しかし、男性のなかには、ハグを悪用する人もいるよう……。今回は、その“卑劣なハグの手口”についてご紹介しましょう!
文・塚田牧夫
流れからのもらいハグ
「最初、友だち何人かで店で飲んでいたんです。それが、友だちが友だちを呼び、二十人近い人数になりました。そのなかに、初めて見るすごく可愛い女の子がいたんです。
話したいけど、周りに男が多くてキッカケがつかめない……。結局最後まで、ひと言も話せずに終わりました。
そして駅で解散。するとそこで、何人かがハグを始めました。その輪のなかには、可愛い女の子もいました。僕はここがチャンスとばかりに、輪に紛れて並んだんです。
予想通り、流れで女の子が抱き付いてきてくれました。“ウェ~イ”なんて言いながらも、ドキドキ。女性らしい肉体の柔らかさを感じました」ケンヤ(仮名)/30歳
トドメを刺すハグ
「女の子と二人で外で食事をしていました。その子は、俺のことが好きということは分かっていました。でも、俺は特に好意はない。ただ、エッチはしたいな……と。
ただ、俺はあんまり積極的なほうじゃなくて、自分からはガンガンいけない。かといって向こうから来ることもなく、そのまま何もなく終わりそうだったんですね。
店の外に出たとき、ハグをしているカップルがいたんです。これだと思いましたよ。考えると失敗するので、そのまま自然な感じで“じゃあ”と言って、彼女にハグしました。
最初、すごくカラダが強張っていたけど、すぐに力が抜けたのが分かりました。落ちた……と分かる瞬間でした。そのあと見事、ホテルに行くことができました」ダイスケ(仮名)/32歳
後ろから不意打ちのハグ
「友だち何人かが集まって、うちで酒を飲んでいました。来ていた女子のなかに、俺が狙っている子がいました。
夜遅くなり、片付けを始めた。お気に入りの子は、流しで食器を洗っていました。俺はそこに近付いていった。そして、上の棚のものを取るふりをして背後について、そのままバックハグ。
不意を衝かれたその子は、抵抗できず。そのままキスをしました。キマった……。
うちにお気に入りの女の子が遊びに来たときは、その手口をよく使っています」コウタロウ(仮名)/28歳
“男が悪用した卑劣なハグの手口”をご紹介しました。
挨拶としてのハグを、悪用しようとする輩もいます。なかには、痴漢まがいの行為に及ぶ者も。そんなの許せるはずありませんよね。なのでハグは気軽に誰とでもするのではなく、相手を選ぶようにしましょう。
(C) Iakov Filimonov / shutterstock
(C) pink panda / shutterstock
(C) wavebreakmedia / shutterstock