彼女がいるのに、お休みの日に会おうとせず、ひとりで過ごしたがる彼氏って、いったい何を考えているんでしょう? 浮気しているのかと、つい疑いたくなりますよね。男性が彼女さえ避けて、「ひとりになりたい」と思う時、何をしているのかを詳しく見ていきます!
男性は「ひとりの時間」が欲しい
恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。彼氏ができたら、いつも一緒にいたいというのが女性の心情というもの。でも、休日なのに彼女と会わない男性がいます。仕事など、特別な事情があるわけでもないのに、彼らはなぜデートしないんでしょう?
男性は基本的に、ひとりの時間を欲しがるものです。年齢や彼女のある・なしに関係なく、ほぼすべての男性が、定期的に「ひとりになりたい」と感じます。
それは男性特有の生態ともいえるので、ヘンに勘ぐっても彼は困るだけ。「私という彼女がいるのに、どうして会おうとしないの? 嫌いになった?」と聞いたところで、納得できる返事は返ってこないはず。もはや “そういうもの” と思ったほうがいいでしょう。
では、男性は何のためにひとりの時間を欲しがるんでしょうか?詳しく見ていきます。
とにかく休みたい
彼女の顔を見れば疲れも吹っ飛ぶ……ということはあるでしょうが、本当に疲労困憊していたら、「ひたすら寝たい」と思うのが本音。「じゃあ、膝枕してあげるから!」というやさしさも遠慮してほしい、と感じるときが男性にはあるのです。
営業や販売、インストラクター、運送業といった、体を動かす仕事をしている男性は特に、休日を丸一日休むことに充てたいと考える頻度が高いかもしれません。また頭脳労働だとしても、エンジニアやデザイナーなど目と頭を酷使する職の男性は、スイッチが切れたように爆睡することがあります。IT業界はだいぶクリーンになったとはいえ、トラブルが起きたり、タスクが詰まれたりすれば徹夜も当たり前。デスクワークだから疲れないわけでもないのです。
彼氏がLINEや電話で、「疲れてるから、日曜は休ませて」とデートを断ってきた場合、本当に疲弊しきっているはず。何か裏があるんじゃないかと探れば、ウンザリされてしまうでしょう。
ひとりで考えたいことがある
悩みがあればもちろん、そこまで深刻な悩みがないとしても、じっくり考えたいことがあれば、男性はひとりになりたいと思います。この場合、何を考えているのかというと、7割は仕事と人間関係です。人間関係も上司や部下、取引先の担当者に悩んでいる場合が多く、そうするとほぼ仕事について考えていることになります。
男性は女性と違って、恋人に仕事の悩みをあまり打ち明けません。愚痴を言うにしても、それは「彼女に言ってもいい内容」と割り切ったもので、それほど切実ではないはず。本当に悩んでいることは、自分の頭の中だけに収めていることが多いんです。
たとえ彼女に「何でも相談して」と言われても、男性はそのやさしさだけを受け取って、弱い自分を簡単に見せようとはしないでしょう。ひとりで自分自身と対話して、答えを見つけ出そうとするんです。
趣味を楽しみたい
車やバイク、ゲーム、スポーツなど、女性が共有しづらい趣味を持つ彼氏は、同好の仲間と親しむ時間を必ず欲しがります。最初のうちは彼女を連れていくかもしれませんが、彼と友人の会話に彼女は入れず、持て余し気味の彼女に彼氏も気まずさを覚えるはず。お互いにメリットがないので、彼氏の趣味に彼女が付き合うことは段々となくなっていくでしょう。
女性からすれば、「趣味よりも私を大事にしてよ」と思うのかもしれません。でも、男性にとって長く楽しんでいる趣味というのは、彼女との比較対象にはならないのです。どっちも同じくらい大事。だから、「趣味と私、どっちが大事なの?」なんて聞かれると、何も答えられなくなるでしょう。
彼女とデートする時とは次元が違う楽しさが、男の趣味にはあるはずです。
男友達と遊びに行きたい
女性だって、女友達とおしゃべりすることには、恋人とデートするのとは違う楽しみを見出しているはず。彼氏も、男友達とお酒を飲みながらとことん語り合いたいと思う時があります。
そこに彼女はいてほしくないし、彼女がいることで話せないことも出てくるはず。それは隠れてコソコソ悪事を働くという意味ではなく、とにかく男だけでしゃべりたいだけ。異性の目を気にしない会話がしたいんです。
だから、彼氏が男同士の飲み会に行くと言った時、「私も行きたい」と言うのは無粋というもの。空気を読んで、いってらっしゃいと送り出してあげるのが、良い彼女だといえます。
ひとりにさせてあげること
彼氏がデートよりも「一人になること」を優先した場合、詮索しないでそっとしてあげるのが一番良い方法。ほかの女の陰がチラつくなど、疑うべき根拠がない限り、アレコレ訊かないことです。
そうすれば、彼氏は彼女により深い信頼を寄せてくれますし、離れがたい存在として大切にしてくれるはず。男性特有の「ひとりになりたい願望」を理解できる女性は、居心地の良い最高の彼女と思ってもらえるでしょう。
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※2018年10月31日作成