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たった50秒で目の疲れが取れる! 押すだけで「眼精疲労を解消する」簡単ツボ

今回は、目が疲れやすいという方におすすめのツボを教えていただきます。丁寧なツボの場所と押し方(ここ重要)が、もふねこ教授ならでは! 東洋医学を専門としているもふねこ教授に詳しく講義していただきます。身近なお悩みを、ツボで即解決!

目の疲れのツボ

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【もふねこ教授の肉球ツボ講座】vol. 15

ど~も、もふねこ教授です。人間社会はスマホ、デスクワーク、テレワークなど、ますます目を酷使しているようですニャ。自宅でくつろいでいても、目だけは残業してるんですよねぇ。テレビドラマも長時間見るし、本もあれこれ読むし、郵便受けのチラシや広告まで見ちゃったりして。あ、わたしはチラシの入っている透明の封筒のノリをカミカミするのが大好きなんですけど。

まぁそれは置いといて、こんなに目を過重労働させてるんだから、みなさん目が疲れるっていうのは当然ですニャー。眼精疲労がひどい人は目の疲れだけじゃなくて、頭痛、肩こり、めまい、視力低下なんかも出てくるから、目の酷使はほどほどに。今回はそんな目の疲れを和らげるツボを紹介するニャッ!

攅竹で眼精疲労を解消

目の疲れのツボをひとつ選ぶとしたら攅竹です。眉毛の中央から内側に向かって押さえていくと、ちょっとした骨のくぼみに触れますよね? そこが攅竹のツボです。くぼみが一番わかりやすいのは親指で押さえたとき。たとえば右の眉毛を右の親指で押さえていくと、眉毛の内側のところで微妙にへこんでいる(前頭切痕といいます)のがわかるでしょう? そこです!

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右の攅竹は右の親指、左の攅竹は左の親指の先でジワーっと押さえていきます。重いような痛いような感覚がツボの周囲に広がりますよね? 10秒押さえたら10秒休憩、それを3回くり返します。でも、1度に繰り返すのは3回まで。このツボは三叉神経から枝分かれした神経が通っていて、押さえすぎると痛みが残るので注意! 次に押さえるのは数十分たってから。あと、大事なのは押さえる方向です。内上方に向けて、やさしく、少しずつ圧を加えていきましょう。ほら、何だか目がスッキリして目ヂカラが戻ってきませんか?!

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目をいたわる配慮を

言っときますけど攅竹を押さえるのは、疲れを取ってもっとたくさん仕事をするためじゃないですからね! 現代の人間の目は明らかに酷使し過ぎ。スマホやPC画面を1時間見たら、必ず数分以上は目を休ませてあげましょう。

目薬だけじゃダメ。ちゃんとしばらく目を閉じる時間を確保する、窓の外の遠くを見る、部屋の明かりと画面の明るさのバランスを考える、メガネやコンタクトの度数が合っているか確認する……などなど。それから、前に紹介した風池と曲池のツボも押さえると効果的です。

う~ん、攅竹、しみるぅ~。さて、じつは今、とっても日当たりのいいところに座布団が置いてあるんです。これから昼寝して目を休めるニャ。じゃぁまたニャーーーッ!!

もふねこ教授 プロフィール
某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。

犬養ヒロ
漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。

Official HP https://www.hiroinu.com/

「マンガとエビデンスでわかるプラセボ効果」/メディカ出版
「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社

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