「男女の友情は成立するのか」というのは、常に議論され続けている問題のひとつ。人によって考え方は違うでしょうが、男性心理としてはどうなのでしょうか? そこで今回は、男性たちに聞いた「男女の友情」に対する本音をご紹介します。友情が成立する派の人から、恋愛対象として意識してしまうという人まで…、それぞれの本音とは?
普通に「成立する」
「もう10年以上の付き合いになる女友達が実際にいるので、男女の友情は成立するって言い切れますね。その子との関係性は絶対に変わらないので」(30代・男性・自営業)
友達歴の長い女性がいると答えた男性は、きっぱり「関係は変わらない」と言い切る人が多かったです。自分の中で、友情と愛情の間に明確な線引きができていて、そこをちゃんと意識しているのかもしれませんね。
友達として大切な女性に対しては、友情関係を壊したくないという思いが働くようです。だからこそ、余計に一線を越えないようにしているのでしょう。
「あわよくば」とは思っている
「今は友達として接していますけど、このままもっと仲良くなれたら、もしかしたら付き合えたりもするかなって思っている女の子は正直いますね」(20代・男性・IT)
「今は友達」ではあったとしても、その状態がずっと続くのかどうかはわからないもの。
「あわよくばもっと深い関係になりたい」という思いを抱えて、気になる女性と仲良くしている男性も少なくないです。“まずは友達として仲良くなること”が恋愛へと発展させる近道であると考える男性は、少しずつ距離を縮めていこうとするのでしょう。
「好きになっちゃう」こともある
「友達として遊んでいるうちに、気づいたら相手のことを好きになっていたことはあります。色んな相談をされるようになって、相手にとって自分は特別な存在になれていると思えると、好意を持ち始めてしまうんですよね」(20代・男性・映像制作)
友達付き合いをしているうちに、いつの間にか恋心が芽生えるケースもあるようです。特に、居心地の良さを感じたり、信頼関係が深まると、思わず心が奪われるのでしょう。
“良き理解者”だと信頼できると、お互いに特別な感情を持つようになるのは自然な流れなのかも。
どこか意識して「友達にはなれない」
「やっぱり男女の友情って、成立しにくいものかなって思います。どうしても心の底では女性を意識しちゃう自分がいるので、完全には割り切れないですね」(30代・男性・金融関係)
多少なりとも好意を持っていたり、気になっているからこそ、なんとかして仲良くなろうとする。それは友達になりたいというわけではなく、男女の仲になりたいという思惑を持っているということかもしれません。
逆に言うと、そういった男性は興味のない女性には無駄に深入りするようなことがないので、友情は成立しにくいでしょう。
“男女の友情”に関しては、男性側も色々な意見を持っているようです。ただ、親密さが増して、信頼が深まっていけば、かけがえのない大切な人になるケースが多いようですね。
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