セックスレスにお悩みの夫婦が増えています。理由は様々ですが、素直になれないという点もあるでしょう。特に、女性のほうから誘うというのは難しいかもしれません。でも、健気に改善を図ろうとしている女性もいます。そこで、“ピュア妻たちのお誘いLINE”と題して女性たちに話を聞いてみました。
文・塚田牧夫
「処女に戻っちゃう!」
「主人の仕事が忙しく帰ってくるのが遅いということもあり、一ヶ月くらいしていない時期がありました。これはセックスレスの兆候では……と密かに不安を抱いていました。
そんなとき、出掛けるために電車にのってたんです。すると隣の女子大生ぐらいの年齢の子たちがヒソヒソ話しているのが聞こえてきました。エッチ全然してない……みたいな内容でした。
すると、“処女膜が再生するらしいよ”と言うんです。初耳でした。ということは処女に戻るということ。私は初めてエッチしたとき、すごく痛かったので、あんな思いをもうしたくないと思いました。
で、主人にLINEで“処女に戻っちゃう!”と送りました。帰って調べたら、都市伝説的な話のようでした。主人も呆れていました」サキ(仮名)/31歳
口の動きを動画で送る
「結婚して三年。マンネリを感じる時期であり、夫の私に対する気持ちもだいぶ冷めているように感じていました。なんとか改善できないものかと、友だちにも相談していました。
セクシーな下着で誘惑……みたいな案も出たけど、正直あんまりプロポーションに自信がない。逆に笑われてしまうのではないかと……。
もうひとつ出た案が、口元でセクシーさをアピールするというもの。男性は口元の動きにいやらしさを感じる……ということで、動画を撮ってみることに。
友だちとの食事の風景をスマホで撮影。特に、口元のアップを中心に撮りました。わざとらしく舌で唇を舐めたりして、セクシーさを意識しました。
その動画を、LINEで夫に送信。すると、効果があったのか、夜は優しく抱いてくれました」トシエ(仮名)/32歳
「果たし状」
「しばらく夜の営みがない日が続いたので、自分から誘ってみたんです。そうしたら“疲れてるから……”と断られた。仕事が忙しいのは分かるけど、ショックでした。
でも、私は諦めませんでした。いろいろ策を考えましたよ。そこで彼の趣味に注目しました。彼は格闘技の試合を見たり、漫画を読んだりするのが好き。
なのでそれっぽく、“果たし状”と題してLINEをしました。“今夜十二時、ベッドにて待つ”みたいな感じの内容で送りました。すると、しばらくして返事が……。“受けて立つ”と送られてきました」アリサ(仮名)/33歳
“ピュア妻たちの健気なお誘いLINE”をご紹介しました。
やっぱり諦めたらダメ。そうなるとセックスレスにまっしぐら。健気に誘えば、きっと旦那さんも応えてくれます。修復不可能な関係になったしまう前に、手を打つようにしたほうがいいでしょう。
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