なにかとバタつく年末年始は、コーデがパッと決まって時間にも気持ちにもゆとりが生まれるモノトーンが頼れる! いつものコーデに一点投入するだけで洒落見えする白アイテムがあれば朝のスタイリングは余裕。アウターからアクセまで、優秀な「白」を集めました。
【ダッフルコート】
“女らしいダッフル”という頼もしさ
上品さ際立つクリーミーな白にロング&リーンなシルエットが従来のダッフルコートにはないエレガントなムードを添える。たとえ中がシンプルでも、一枚サッと羽織るだけで手抜き感ゼロの着こなしが完成するから手放せなくなるはず。¥39600/アンクレイヴ
【クロスボディバッグ】
“斜めがけ前提”のバッグ
それだけで簡単にこなれる、ストラップをグッと短くしたボディバッグの斜めがけ。大人に似合うのは、アクティブなムードと洗練感、いいとこ取りした白レザーのミニマルなデザイン。なじみのいい黄みがかった色みも理想。(17×22.5×8)¥46200/UTS PR(オソイ)
【パールネックレス】
つけ襟感覚で、ベビーパール
襟ぐりにちょうど沿う約37cmという長さと4〜4.5㎜のベビーパールのファッション性の高さで、シャツ、ニット、スウェットなどあらゆるトップスと好相性。せわしない朝に迷わずつけられて、確実に映える。(SV925+K18プレーティング×淡水パール)¥46200/マリハ
【ツイードスカート】
オン・オフいけるミックスツイード
今年また新たな気持ちで楽しみたいクラシカルなミックスツイードのスカートは、定番アイテムのマンネリ解消にも効果を発揮。表情のある素材が華やかでありながら白ベースで合わせやすいのも魅力。¥17600/ジャスグリッティー プレスルーム(ジャスグリッティー)
【フラットパンンプス】
モード寄りのコンサバに仕上がる
なじませたり効かせたり、意外なほど振り幅が広い白の足もと。今年は幅広のスクエアトゥでよりフレッシュに楽しみたいところ。きれいめなレザーフラットを持っておくと通勤までカバーできて、出番の頻度がぐんとアップするはず。(1.5)¥52800/アマン(ペリーコ)
【ニット】
ベーシックにこそ“ひねり”を
無難に見えがちなシンプルな白タートルニットも袖口だけ黒という小さなひとクセによって、一枚着でも格段に決まりやすく。しなやかにフィットしてジャケットやシャツの中にも仕込みやすく、袖口からチラッとのぞく配色に視線が集中。¥38500/モールド(チノ)
【デニム】
計算されたゆるさが相棒デニムの条件
今年の新定番に任命したいのが、立体的なシルエットと柔和な白に“今”が凝縮されたこの一本。太すぎず細すぎず、トップスがゆるっとしていてもタイトでもバランスよく見えるさじ加減も絶妙。¥20350/デミルクス ビームス 新宿(サージ×デミルクス ビームス)
【アームウォーマー】
大人の個性は手首に宿る
手持ちのコートやトップスに白のアームウォーマーをレイヤードすると抜け感が出て、一気に今っぽく。ひじ上まですっぽり覆うロング丈と上質なカシミヤ素材に大人の余裕を感じさせて。¥14300/ウメダニット(コズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット)
撮影/坂根綾子 スタイリスト/佐藤佳菜子 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※( )内の数字は(高さ×幅×マチ)およびヒールの高さで単位は㎝です ※BAILA2022年1月号掲載