2022年2月10日から11日にかけて、関東甲信や静岡県で雪や雨が降り、大雪になるところもあるとの予報が出ています。通勤や通学など、移動の際には細心の注意が必要ですよ。
今回は、明日以降の積雪に備えて、「靴を滑りにくく」するライフハックを紹介します。
使うのは「バンドエイド」と「太めの輪ゴム」
今回参考にしたのは、「ウェザーニュース」の公式ツイッターが2018年1月22日、「これで大丈夫 急な雪に対する靴の滑り止め」として投稿したものです。
スパイク付きの靴などを持っているという人はそれを使うのが一番ですが、無い場合は「輪ゴム」や「バンドエイド」が役立ちます。
投稿によると、急な雪でツルツル滑りそうな革靴には、「輪ゴム」や「バンドエイド」を活用。「太い輪ゴムを靴に巻くことで靴底にひっかかりができ、バンドエイドも滑り止めステッカーの代わりになります」
実際に記者もやってみました。
まずは「バンドエイド」を靴裏に貼る方法です。貼り方については記載がなかったため、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが2018年6月29日に投稿した方法を試してみました。
その方法は、「靴底のつま先とかかと付近に貼る」。これだけで滑りにくくなるそうです。ちなみに貼るときは、靴底の汚れをふき取ってから「空気が入らないように」しっかり貼ってください。
実際につま先とかかとにペタッと縦向きに張り付けてみました。出かける際にすぐ実践できるので面倒な準備も要りません。通常の道を歩いてみましたが、履き心地は特に変わりませんでした。
水に濡れるとすぐに剥がれてしまいそうですが、ツイートによると、「1日履いても剥がれませんでした」とアナウンスされています。
次に輪ゴムを巻き付ける方法を試してみます。つま先あたりの部分にゴムを2本ぐるっと巻き付ければOKです。ウェザーニュースによると「細いゴムよりも太いゴムの方がグリップ力が増す」とのことで、なるべく太いものを選ぶのがいいと思います。
記者の場合は、先端の細い部分は2重にして巻き付けてみました。雪が降っていない状態で歩くと少し凸凹感を感じますが、歩きにくいということはありません。爪先部分がキュッと滑り止めになる感じはあります。
なおこの方法はあくまで応急処置で、歩幅を小さくして慎重に歩いたり、着地は靴底全体でベタ足で踏むなど、出かける際は歩き方等にも気を付ける必要があります。
積雪の際は細心の注意を払って外出してください。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。